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私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー
2章

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テスト週間のがんばりごはん

勉強会が終わって次の週、テスト週間に入ると部活動も縮小し、休み時間も学習に精を出す生徒が増えてきた。


私とすみれ、蘭と明も大体4人で勉強をし、それなりに頑張っている。私は数学や現代文、英語などそれなりに出来る方なので、それぞれをバランス良く勉強していれば良いし、すみれは元々成績がいい方らしいので心配はない。蘭と明も苦手分野はそれなりに、得意分野は更に伸ばす方向で勉強をしているとのこと。


そんな週の真ん中。私は今日の夕飯の献立に頭を悩ませていた。


「う〜ん・・・・・」

料理に関してはテスト中であっても気分転換になるのでさせて欲しい、と願ったところ了承を得られた。で、今日は献立も一任されているので学校帰りにスーパーへ行ったところなのだが。


『本日はー、豚肉のセールの日〜』

機械的なアナウンスを聴きながら豚肉料理を考えていた。正直、二択にまで絞ってはいる。寮のみんな勉強頑張っているし、スタミナのつく料理、ということで生姜焼きかトンカツにしようと思っていた。


が、ここで問題発生。どちらも肉の量が微妙なのだ。生姜焼きにするなら玉ねぎを入れてかさ増しをして、と考えるところだが、肉自体がそれほど入ってないのでは寂しい。トンカツにするなら枚数が足らない。


両方の肉をカゴに入れたところで店内をグルグルと回りながら悩んでいた。あまり長くいても迷惑だろうと野菜をいくつかと一緒に会計をして、帰ることにした。


おばに相談すると意外な返答があった。


「あら、それなら両方作っちゃう?」

それでいいの?手間じゃないの?と聞くと、


「両方食べたいし、皆遅くまで頑張ってるみたいだしねぇ。それに、両方作ってトンカツは切っちゃえば皆に行き渡るんじゃない?」


目からウロコであった。


というわけで、今日のごはんはトンカツを数切れと玉ねぎいっぱいの生姜焼き、温野菜のニンジンとブロッコリーというメニューになった。

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