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差し入れのカヌレ

すみれの部屋を見て回り、制作済みの小物やデザイン帳などをみせてもらうといい時間になってしまった。


「あらもう3時ね。お茶にしましょうか」


明がそう言うといそいそとお菓子を出してきた。


「準備がいいわね」


「お邪魔するのだから、これくらいは当然よ。さちとすみれが一番に選びなさい」


選ぶ、ということは種類があるのか・・・・?


「お茶淹れてくるわ。すみれ、私の分も選んでくれるかしら」


「あ、うん。わかったよ」


紅茶を淹れて戻るとお皿に乗ったカヌレがあった。


「カヌレなんて、オシャレなもの持ってきたわね」


「あたしの持ってきたジュースとかお菓子ってなんだろうね・・・・」


「あれはあれで美味しいじゃない」


「さちちゃんのは、プレーンとオレンジにしたよ。苦手なら私のチョコと交換しよ?」


「どっちも大丈夫よ、ありがとうすみれ」


なんというか、勉強会のはずがただ遊びに来ただけのようになってしまった。午前中少しやったとはいえ、いいのだろうか?


「勉強会はいいの?」


「来週にはまた詰め込むから、準備体操くらいでいいんじゃん?」


「授業でも重要な所だけはピックアップしてあるし、なんとかなるわ」


「は・・・・!勉強会だったね、そういえば」


まぁいいか、と思いつつもカヌレを食べた。プレーンもオレンジもとても美味しい。


「さちちゃんなら、カヌレも作れる?」


「流石に作ったことないから調べてからになるわね。どうやって作るのかも知らないし」


「また皆で集まってお菓子作るのも楽しそうね」


「あー、あたしは味見係になるよ」


「まぁ、そういうことも楽しそうね。でもほら、もう少し勉強しておきましょう。晩ごはんは外食するんでしょ?」


「そうだね、もう少しやっておけば安心かも」


「はーい」

「仕方ないわね」

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