ミートソースとみかんのサラダ
いつぞや作ったのと同じく、にんじんと玉ねぎをみじん切りにし、炒める。量があるのでおばと一緒に刻んだ。
「とととととってすごい早さで包丁使うんだね」
「手を切らないか心配だわ」
「あー、確かにさちちゃんたちの包丁ってすごい早いよね〜」
「みじん切りくらいなら簡単よ。コツもあるし」
「それに早く切らないと玉ねぎが目に沁みるのよねぇ」
玉ねぎは冷やしてあるが、あまり時間を掛ければ涙が止まらなくなるので、素早く切るように、というのがおばと母の教えだった。
「はい、ひき肉。サラダがないかも?」
「ありがとう。キャベツでコールスローでも作っちゃいましょうか・・・あ、少しアレンジしましょう。キャベツの千切りときゅうりの薄切りお願いねぇ」
「わかった」
おばが何かを思いついたらしく、サラダの準備を指示してきた。言われた通りキャベツは千切り、きゅうりは薄切りにしてボウルに入れておく。
「野菜切るの終わったよ」
「ありがとう。こっち変わってくれるかしら?」
「うん、調味料は?」
「全部入ってるから、火が通ったらトマト缶とローリエ加えてね」
「はーい」
おばはみかんの缶詰とオリーブオイル、レモン汁を用意していた。
「玉ねぎ透き通ったし、肉も色が変わった。トマト入れるね」
トマトの缶詰をだばっと入れて、全体を混ぜる。ローリエを加えて更に煮込む。
その間におばはみかんの入ったサラダを用意していた。ドレッシングはお手製のようだ。
さらにコトコトとミートソースを煮込み、パスタも茹で始める。
「そろそろ出来るから、テーブル片付けてね」
「すみれ、テーブル拭いてくれる?」
「はーい」
「あたしらも何かやることある?」
「じゃあ、こっちに来てコップ持っていってくれる?8こ」
「はいよー」
「わかったわ」
ミートソースからローリエの葉を取り出して、一口味見する。肉の臭みもなく、トマトの酸味がいい具合だ。
「じゃあ、こっちのサラダもお願いねぇ」
と大皿2つに分けたみかんのサラダを蘭と明に持っていってもらい、パスタは湯切り。オリーブオイルをかけて混ぜ合わせて、お皿に盛っていく。
ミートソースをかけて、タバスコと粉チーズを用意したら完成だ。
「さぁ、いただきましょう」
「いただきます」




