土曜日の勉強会
「おじゃま〜」
「お邪魔します」
「いらっしゃい、2人とも」
「いらっしゃいませ〜」
土曜日、蘭と明が私の部屋にやってきた。学校で待ち合わせて迎えに行こうかと話していたら、住所を教えてくれたらスマホで調べて行く、と言われた。休日まで学校に行くのは嫌らしい。
「はい、これお土産ね」
「ありがとー」
お菓子とジュースが入った袋をすみれが受け取る。私はコップと氷、お茶を用意してすぐ飲めるようにした。
「いやー、結構暑くなったね」
「外の日差しが結構強くなったわ。外に出ないほうがいいと思うわよ」
「まぁ、外に出るにしても夕方だから、少しはマシになってるでしょ。さ、勉強しちゃいましょ」
「「「はーい」」」
カリカリとしばらくはペンがノートを叩く音が響く。時折ジュースやお茶を飲むために手は伸びるが、みんな静かに勉強を続けた。
「ごめん、この活用形ってさ・・・・・」
「あり、おりとかね。それは・・・・・」
「現在形、過去形、過去分詞形の表で見るとわかりやすいわね。これ、そのまま書いてもいいかしら?」
「いいよ〜」
軽く1時間ほど集中したか。明が一番にだれた。
「少し休憩するわ」
時計を確認すると11時を過ぎていた。
「お昼用意しようか。何がいい?」
「こういう所なら、決まってるのがあるんじゃないの?」
「私も作る方だから、決めてもいいのよ。もともと冷蔵庫の材料で決めているし」
「それなら、私たちも作るところへお邪魔してもいいかしら?」
「うん、いいと思うよ」
というわけで、寮監室へ4人で移動する。そこではひとみ先輩をはじめとした3人の先輩方が勉強をしていた。
「あら、さちちゃん。皆で休憩かしら?」
「うん、そろそろお昼の準備しようと思って」
「そうねぇ・・・・パスタでもいいかしら?ミートソース作ろうと思ってたんだけど」
「すみれ、蘭と明はどう?」
「いいよ、美味しいもんね」
「食べてみたいよ」
「美味しそうね」
「じゃあ決まりね。食べるのは8人かしら。さちちゃん、今日もお願いね」




