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ハンバーグ

「ふぅ・・・・ちょっと暑いな」

スーパーの中は強めの冷房がもうかかっていて寒いくらいだったが、外に出ると温度差で暑く感じる。


念のため買ったものは氷で冷やしているとはいえ、早めに帰らなければ傷んでしまう。気持ち早足で寮へと帰った。


「ただいま。中身確認して」


「おかえりなさい、さちちゃん。お買い物ありがとうねぇ」


エコバッグの中身を取り出しながら確認してもらう。今日買ったのは、牛豚の合挽き肉と玉ねぎ、じゃがいも。そして缶詰のコーンだ。ついでに牛脂も。


「うん、氷も入れてくれたから大丈夫ね。準備だけしておくから、シャワー浴びてからまた来なさい」


「はあい」

軽く汗をかいていたのがわかったのか、さっぱりしてからまた部屋に来ることになった。


制服を脱いでハンガーにかけると着替えをもってシャワーを浴びた。ぬるめのシャワーが汗を流してくれる感触が気持ちいい。少し長めに浴びて、顔の熱さが抜けてから着替え、またおばの部屋へ行った。


「さあ、頑張って作りましょうか」


今日はハンバーグである。ただし、最終的な味付けは各人に任せるので、それほど本格的ではない。


「玉ねぎだけは先に炒めておいたから、そらそろ粗熱が取れてるかしら・・・・冷蔵庫から出してくれる?」


「うん・・・・うん、大丈夫だと思う」


ボウルに合挽き肉、卵、炒めた玉ねぎ、牛乳、パン粉、塩コショウ、ナツメグを加えてよく混ぜる。2人で手袋をして、しっかり粘り気が出るまでこねた。


こねた物を手のひらくらいの大きさの小判型に成形する。中に空気が溜まっていると焼いた時に破裂するので、空気抜きを忘れずに。ぺちぺちと音は可愛いが、量が量なので割りと大変。


バットに並べてラップをして、寝かせておく。この間にスープを作る。人参や玉ねぎじゃがいもコーンなど、野菜たっぷりのコンソメスープだ。コンソメ自体はキューブの素を使うものの、野菜からたっぷりと甘みが出るのでそれほど調味は必要ない。


スープをことこと煮てる間にハンバーグのソースを作った。大根おろし、オーロラソース、レモン汁とバターを合わせたもの。


結構手がかかるけど、みんな好きですよね。

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