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やめて!
短いです。そして重めです。
作者体調不良です。ストレスと疲労っぽいです。気力回復のためにも、評価などをぽちっとしてくれると嬉しいです。
康太にとっての、りこ。
彼女なんだから、大切だったんでしょ?
私から奪ったのに、大切じゃなかったの?
りこにとっての康太は、間違いなく『大切な人』だったはずだ。
そうでなければ電話であんなに長く話し続けることも出来ないだろうし。
やめて。
もしも、康太にとって、りこが大切な存在じゃなかったとしたら?
やめて。
じゃああの時泣いてたのはなんだったの?
やめて。
私からりこを奪ったのは、りこを大切にするためじゃなかったの?
やめて。
それならいっそのこと
やめ「高田さん!」
はっと顔を上げる。うつむいていたのか、少し首が痛い。
体中に汗をかいてるのか気持ち悪い。
握りしめた手のひらには爪のあとがついていた。
「すみ、ません。頭の中がぐちゃになっちゃって」
「私こそ、変なことを言って悪かった」
お弁当は少し残っているけど、食べる気になれなかった。
「大丈夫?早退するか、休んでいく?顔色が悪いよ」
「いえ、大丈夫です。体調は問題ないですから」
そうだ。
熱はない。
咳もない。
息はできる。
体調に問題はない。
心が重たいだけだ。




