肉じゃがでドリア
「うめぇ・・・・」
「サバってこんなに美味かったのか」
「そんなこと言ったら肉じゃがもでしょ」
賑やかに食べているのはひとみ先輩を含む先輩たちだ。キャベツの塩昆布和えを食べながら、すみれもちゃっかりとおかわりをしている。
「どれも美味しいね、さちちゃん」
「キャベツもしっかり食べてくれてありがとう、すみれ」
「だってこれ、止まんないよ」
ポリポリシャキシャキとまさしく無限キャベツを食べているすみれである。
「ご飯多めに炊いて正解だったわねぇ。お茶飲む人いるかしら?」
「「「はいっ!」」」
空のコップにお茶をついでいくとぐびっと飲み干していく。お茶でお腹いっぱいになりそうだ。
「今日もさちが作ったんですか?」
「手順は教えたけど作ったのは私よ。さちちゃんが直接作ったのはこのキャベツサラダね」
「どれも美味しいです」
と会話をするおばと康太。ふんわりとした中身のない会話に私は応対したくないので、とてもありがたい。
「肉じゃが残りもらっていい?」
「いや、俺が」
「俺も」
「え、まだ食べれます?」
「私はお腹いっぱいだよ」
「残るなら食べきるよ」
「なら、4人・・・・少し待ってもらえますか」
肉じゃがの皿を一度回収して、鍋にもどす。ご飯も残り少しなので食べきってほしいのだ。肉じゃがの具を小さくして、耐熱皿にご飯をよそい、少しの煮汁ごとご飯にのせる。更にチーズをかけて、トースターにかける。
「肉じゃがリメイクドリアです。これで本当におしまいですよ」
「「うおー!」」
「まんなかのチーズのとこは私だぁ!」
「先輩たちだけで食べきりそうですね」
ドリアもキレイに食べ終わって、おばと相談してもっと量を多くするべきか悩むのだった。




