マントウの練乳づけとウーロン茶
中国の蒸しパンらしい『マントウ』。練乳につけて食べるとのことだが、はたして・・・・?
ぱくり、と2人で同時に食べてみた。
「う〜ん?」
「練乳のつけ具合が難しいわぁ」
強い甘みを持つ練乳をつけた蒸しパンである。カロリーは気にしないとしても、少し口の中がもそもそする。
口の中をウーロン茶でリセットして、試しにマントウだけで一口ちぎって食べてみる。
「あ、ほのかに甘い。このままでもいいかも?」
「私は少し練乳つけたくらいがいいかしらねぇ」
ちびちびと一口ずつ食べて、味に飽きてきたら練乳をつけて、またウーロン茶でリセットして、と食べることにした。
ちなみに、このマントウ、かなり大きい。スマホで調べてみると、中国の方では主食として食べることもあるそうだ。大きいのは半分に割って中に具材を入れることもあるから、らしい。
つまり、これを今丸々と食べるのは、かなりきつい。
「ただいまー」
とひとみ先輩が帰ってきた。
「外、結構あったかいですねー。お茶くださーい」
「ひとみ先輩、よかったらコレ一緒に食べませんか?」
「ん?蒸しパン?」
「中国の『マントウ』っていう蒸しパンだそうです。本場中国ではこの中におかずを入れて食べるらしいですよ」
「今日はおかずがないからおやつとして、練乳をつけて食べてるのよ」
「へー。どれどれ・・・・」
ウーロン茶を渡すと一口飲んで、ちぎって食べ始める。
「おー、なかなかおいしいねー。練乳つけるのも試していい?」
「どうぞ」
またお茶を飲むと、ペトペトと練乳をつけて食べる。
あ、固まった。
「これ、おいしー!!」
「・・・若さかしらぁ」
「わたしは?」
「夕飯前ですし、私たちもこれ以上は食べられなくて・・・・。よかったら食べませんか?」
「ありがたくもらうよー」
こうして、マントウ2つは無事に3人のお腹に収まった。




