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私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー
3章

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215/219

寮監室へどうぞ

「今日はカツカレーよ。カツレツは好きなやつを選んでねぇ。ただし、皆の分も考えること」


「「「はーい」」」


と、男の先輩が2人と女の先輩が1人、声をそろえた。


「今日もこちらのさちちゃんが手伝ってくれました。野菜の半分くらいは刻んでくれたのよ」


「ありがとー」

「美少女の手作りごはん、あざっす」

「あんたたち?」

「俺はまだなんも言ってないっすよ、ひとみ先輩!」


なんとなくこの3人の関係性がわかった気がした。


「私は本当に野菜刻んだくらいで・・・・おばさんが味付けや実際の調理をしてくれましたし」


「それでも、作ってくれたんでしょ?ありがとう、さち」


「どういたしまして、康太」

くん、と付けそうになって飲み込んだ。


カレーはしっかりと食べられ、カツレツもなくなった。ご飯は少し足りないくらいだったようだ。


「今度はご飯も多めに炊かないといけないわねぇ」


それも今後のために必要なことらしい。確かにどれくらい食べるか分からないとお弁当も作れないし。場合によってはおにぎりでも別に作るようだろうか。


翌日には私たちと同じ新一年生がまた1人来るそうで、そのための順番もした。例えば1人前増えるごはんとか。入る予定の部屋も軽く掃除をして、すぐに生活が出来るように配慮した。


そしてやってきたのは沢山の荷物を抱えた女の子だった。


「あの、この寮の方でしょうか?こちらに住む予定の者なんですが・・・・」


やってきたのが美術分野に長けた花谷すみれだった。


「こんにちは、まずは101の寮監室へどうぞ」

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