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私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー
3章

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アルバイトのはじまり

「アスパラは根元が硬いから切り落として、皮を剥いてね。ベーコンはブロックだから、大きめの一口大かしら」


叔母さんはパスタを茹でながら指示を飛ばしていく。私は言われたことをこなしていくだけだ。材料も少ないのでついていける。


「調味料も合わせておきましょう。多めのオリーブオイルでアスパラとベーコンを炒めて、醤油とみりんを用意しましょうか」


「アスパラは斜め薄切りでいいですか?」


「ええ、大丈夫よ」


アスパラの皮を剥きつつ確認をする。3本分を斜め薄切りにしてベーコンと一緒に炒め始めた。


茹で上がったパスタを水切りして、フライパンへ投入。一緒に混ぜ合わせて軽く炒める。


「香り付けとパスタのくっつき防止にごま油を垂らすわね」


2,3滴ごま油を垂らすといい香りが広がった。そこに醤油とみりんを足して、煮詰めたら出来上がり。


「はい、簡単で申し訳ないけどアスパラとベーコンの和風パスタ出来上がり〜」


「ほとんどパスタ茹でる時間で出来ちゃいましたね」


「それはさちちゃんが補助に入ってくれたからね。こうやって役割分担が出来ると料理はとても楽になるわ」


「なるほど、勉強になります」


作ったパスタをお皿に盛って、奥野くんの前に置いた。


「いただきます」


と声をかけて一口食べると、アスパラの食感にベーコンの旨味、ごま油と醤油の香りが大変美味しかった。


「うん、美味しいわね。さちちゃんも包丁さばき中々だったし、これから楽しくなりそうだわぁ」


そうして私の料理補助のアルバイトはスタートした。

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