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私の前で命を馬鹿にするな  作者: 黄野ポピー
2章

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129/222

爆弾発言

「さちー、今日は大丈夫だったー?」

「昨日ずっと顔色悪かったでしょう」


昼休み。蘭と明が昨日の階段落ちのことを心配してく)た。


「もう大丈夫よ。ほら、今日はお弁当崩れてないから。一緒に食べましょう」


「あたし、サンドイッチ作ってきたよ」

「あら、私もよ。偶然ね」


蘭はハムとチーズ、明はレタスとツナのサンドイッチらしい。どちらも井の字に切ってあり、シェアする気だとわかった。


「私とさちちゃんのお弁当は一緒だけど、今日は私が自分のお弁当詰めたんだよ」


「お弁当もちの人は、用意したおかずを自分で詰めてもらうことにしたの。これで私の仕事が少し減るわ」


「このオムレツ綺麗だね。玉子焼きとは違うの?」


「これはスペイン風オムレツね。中に野菜やチーズが入ってるわ」


「にんじんしりしりも入ってるのね。さちが作るのは美味しいから、また貰いたいわ」


「沢山持っていっていいよ。そのかわりサンドイッチちょうだい」


4人でわやわやと食べていると唐突に出入り口から女生徒が私めがけてやってきた。


「あなたが高田さちさんかしら?ちょっと、お話してもいい?」


「話すのはいいけど、これを食べてからでもいいかな?」


「そうね・・・・私としてはさっさと用件を済ませたいのだけど。じゃあ図書室にいるから、終わったら来てくれるかしら」


そうしてその女生徒は颯爽と出ていってしまった。どこかで見覚えのあるような気がする。


「なんだろね?知ってる人?」


「さぁ・・・・・?」


「まぁ、食べ終わったら行ってみなよ。あたしらもついてく?」


「蘭、野暮というものよ」


「まぁ、そんな大変なことにはならないでしょ。1人で大丈夫だよ」


そうして気持ち急いでお昼を食べ終わり、図書室へ向かった。図書室前でスマホをいじりながら先ほどの女生徒が立っていた。


「あら、やっと来たのね」


「まぁね、それでなんの用?」


「そうね、単刀直入に言うわ。私奥野くんと付き合ってるの。だから、貴方は私たちの邪魔をしないでちょうだい」

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