表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Beast WING  作者: FRAYZ
84/90

緊急事態

「ナイスディフェンス」

冴島から声をかけられる。

続くオフェンス。冴島が外でボールを持ち、ドリブルでディフェンスとのズレを作りリングへアタック。ヘルプはインサイドの2枚。ディフェンスと接触しながら冴島はレイアップを放ち、外す。珍しいとは思ったが冴島でもたまにはあるだろう。東三河はリバウンドを拾いすぐに速攻を出す。島江が運び金木にパス。金木はドリブルを1つつきシュートフェイクから島江に戻す。島江がミドルシュートを成功させる。47-51。

そしてここで笛がなる。何のファウルかと思い振り向くと冴島が倒れていた。

「冴島さん!」

急いで駆け寄ると冴島は左足を押さえていた。笛はレフェリータイムだった。

「大丈夫ですか!?」

「悪い……大和。足、捻ったみたいだ」

冴島は大粒の汗をかいていた。どうやらレイアップを放った後、ディフェンスの足を踏んでしまったようだ。

俺は冴島に肩をかし、伊田と2人で冴島をベンチに運ぶ。

「大和、すまん……。任せるぞ」

冴島は俯いたまま俺に話しかける。かなり痛そうだった。冴島のこんな姿は見た事がない。

「冴島!」

監督やチームメイトが声をかけるが冴島は応えられない。ベンチにすわり左足を押さえる。

突然のアクシデント。交代には石山が入る。皆気が動転していた。冨田ですらも平常心ではない。俺は深呼吸し、話す。

「冨田、俺にガンガン回せ。絶対勝つぞ」

冨田は俺を見つめ、頷く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ