マッチアップ交代
その後も金木は止まらず2Qも点の取り合いになる。44-49。点差は更に開いていた。
「すみません」
ベンチに戻り皆に謝る。金木はすでに16得点。ほとんどがジャンプシュートで成功率もかなり高い。この点差は俺の責任だ。
「お前のせいじゃない、気にするな」
監督から声をかけられる。
「ディフェンスかえるぞ、冴島。金木につけ。大和は島江だ。金木ほどタイトにつかなくて良いからな」
後半は石山が下がり伊田がセンターに入る。冴島はSF。俺は久々のSGだ。
マイボールで始まる。冨田がプレッシャーを受けながらもボールを運び、トップの冴島にボールを渡す。冴島のマークは島江。タイプ的には似ている2人だ。冴島はディフェンスが離れているのを見てスリーポイントシュートを放ち、決める。島江とはここが違う。冴島にはスリーもあるのだ。47-49。
東三河のオフェンス。右45度の金木にボールが渡るが冴島がぴったりマーク。ドリブルすらつかせずボールを橋上に戻させる。橋上は逆サイドの島江にパス。今度は俺のディフェンスだ。島江はドライブが多い選手でフィジカルも強いが冴島ほどではないし、スリーもなさそうだ。絶対に止める。
島江はすぐに右手でドリブルをつきレッグスルーから左にドライブ。俺は完璧に反応しコースを塞ぐ。しかし島江はバックロールで切り返す。俺はかろうじてついて行き島江はフェイダウェイ。しっかりチェックしてシュートを外させる事に成功した。




