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点の取り合い
2Q。相手ボールで始まり島江がさっそくドライブ。冨田が早めにヘルプに入り、2人でコースを塞ぐ。が、橋上にパス。橋上がスリーポイントを決める。21-26。橋上もシュートタッチがやわらかい。金木のようなクイックモーションではないが、こちらも警戒が必要そうだ。
「冨田」
「わかってる、でもこれはしんどいぞ」
続くオフェンスでは冴島がセンターを外に連れ出しドライブ。ヘルプも吹っ飛ばしバスケットカウントを決める。
「冴島さん!」
「点の取り合いなら負けないよな」
冨田が冴島の元へ行きハイタッチ。さすがエースだ。頼りになる。フリースローも決め24-26。
続く東三河の攻撃では右45度で金木がボールを持つ。俺はぴったり張り付きシュートを狙わせない。金木は右へドライブし、俺は上手く反応しついて行く。金木は俺に体を当て、斜め後ろにステップバックしジャンプシュートを放つ。俺はなんとかチェックするが少し離されてしまった。シュートは成功し24-28。これ以上ついて行くと抜かれそうでチェック出来ない。どうすれば良いかわからなかった。
「大和、カバーしてやるから抜かれても良いぞ」
冴島が俺に声をかける。インサイドには冴島がいる。ある程度は抜かれても大丈夫かもしれない。




