表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Beast WING  作者: FRAYZ
60/90

エースの本気

そこから冴島はギアを1つ上げる。ファウルスレスレのディフェンスで俺にプレッシャーを与える。俺はステップを思うように踏めず、軸足をズラしてしまう。

「トラベリングな」

「……ファウルじゃないんすか」

「いや、これくらいならとられないぞ」

これが冴島の本気だろうか。俺はまたボールを受け取りすぐにドリブルをつき後に下がる。右に進もうとするがコースに入られる。ターンすると再びプレッシャーをかけられボールを触られる。ボールを失いかけたがなんとか拾い、ドリブルを続ける。しかし前に進めない。冴島は的確にコースを塞ぎプレッシャーを与え続ける。思い切って真横に進み、そこからクロスオーバーで右に切り返したがドリブルの瞬間にボールを奪われる。

「甘い甘い」

冴島からボールを受け取りまたオフェンス。俺は冴島とボールの間に肩を入れボールをキープする。こうする事で冴島はプレッシャーをかけられない。顔を左に振りバックロールのフェイクを入れて左にドライブ。冴島はぴったりついてくる。そこから俺は左に1歩踏み出しステップバックシュート。冴島にしっかりチェックされシュートは外れる。

「逃げたな、大和」

見透かされていた。俺は疲労と冴島のプレッシャーから逃げたくてステップバックシュートを放ったのだ。

「逃げたらファウルも貰えないし、良い事ないぜ」

「……うす」

冴島と俺はタイプが違う。冴島はどんどんリングに向かってアタックし続け、ディフェンスが引いたらジャンプシュートも放つ。俺はどちらかと言えばミドルシュートが好きだ。しかしそれは言い訳にはならない。冴島から逃げてシュートを決めてもそれはまぐれだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ