マッチアップ
冴島がディアプにつき、佐倉はSFの選手につく。相手ボールでエンドスローイン。ディアプはローポストでポジションをとろうとしたが冴島が弾き返す。やはりパワーなら冴島だ。ボールは一旦アウトサイドに出る。再びハイポストにディアプが移動、冴島はぴったりついて行きパスコースに手を出してパスを出させない。ディアプへのパスを諦めてウイングにパスを出すが、そこは蛇川が読んでいた。ボールをカットし、そのままワンマン速攻を決める。24-26。
梅丘の攻撃。基点を失った梅丘はボールを外で回すだけで時間を使ってしまい苦しいシュートを放つ。ディアプも冴島のスクリーンアウトで外に押し出され、リバウンドに参加すら出来ない。佐倉がリバウンドしてマイボール。
次のオフェンスでは俺をゲームに馴染ませるために俺にボールが回ってくる。俺はワンドリブルしてローポストの佐倉にパス。コーナー方向に走り途中でボールを渡される。ミドルシュートのフェイクを入れてエンドライン沿いにドライブ。ディアプを引き付けて、ダイブしてきた冴島にパス。冴島はノーマークでダンクを決める。これにはディアプも目を丸くしていた。練習前の時間にダンクしているのは見た事があったが、試合で見るのは初めてだった。会場がまたも沸く。26-26。タイムアウト後、あっという間に追いついた。
「ナイスパス!」
冴島に指を指され、俺は頷いて応える。冴島ならディアプにも負けてない。むしろ優位に立っている。俺達はそう確信した。




