ハック
ディフェンス。大内がフルフロントでディアプを守り、裏は佐倉と冴島がカバー、しかし冴島のマークマンはスリーポイントラインの外へ。PGからそこにパスが出てスリーを決められる。4-10。
鈴木監督がタイムアウトを要求。かなり早いタイミングだ。
「外が当たり出すと厄介だ、中は厳しくなったらファウルしろ。主導権を取り戻すぞ」
梅丘が2回戦でロースコアになったのはそれが原因だ。それとは、ディアプのフリースローの確率の悪さ。おそらく50%も決まっていない。ゴール下で絶対の力を持ってはいるが、シュートが上手い訳ではない。むしろ下手。最初からやるとファウルがかさみすぎるためやらなかったが、リードを許し、相手の外が当たり出すかもしれないという非常事態だ。
タイムアウト明けのオフェンス。ここは絶対に外せない。冨田が選んだのは佐倉とのスクリーンプレイだった。左サイドに他の3人を寄せ、右45度から仕掛ける。佐倉がスクリーンに来て、冨田が左に1歩動いてからクロスオーバーでリングにアタック。マッチアップが入れ替わり、冨田は相手PFを一瞬で抜き去る。残りはゴール下のディアプ。冨田はレイアップのフォームに入りながらノールックでトップの冴島にパス。冴島はキャッチ&シュートでスリーを放ち決める。冨田はディフェンスが収縮したのを見逃さなかった。7-10。
ディフェンス。ディアプがローポストでポジションをとり、バックダウンの後ターンしてシュートに持っていくが、大内がディアプの右腕を叩く。ディアプのフリースローとなった。ディアプはフリースローを2本とも外しリバウンドは佐倉が抑える。作戦は成功した。




