やばキツ展開とアサクラ社 (前編) 粘液とは
紅飛龍チャリを必死に飛ばしているシキの背後で、
スナイル・ブレス(デカいナメクジ車)が最大伸縮を繰り返していた。
前方にもアンブッシュしていた新手のスナイル・ブレス…。
シュコオオオオオッ!!
触角が道路に張り付き、バチンッ! と縮むと同時に
大量の粘液が爆散する。
その粘液が空気中で急速に硬化し始め、ピンク紫の糸状になって
周囲に飛び散っていた。
シキ「うわっ、なんだこのベタベタしたの……!?
ちょっと待て、絡みついてきてるぞ!!」
一瞬の隙に、ナメクジカタツムリの吐き出した粘液が紅飛龍の
後部に大量に付着。
最初はヌルヌルだったのが、数秒でガチガチに硬化し始めた。
シキ(焦りながら):
「は? 硬くなってんだけど!?
おいおい、動けねえ……車輪……車輪が固まってきてる!!」
粘液は驚異的な速さで固まり、紅飛龍の反重力炉の排気口、
周囲のフレーム、シキの左腕と左脚までもを完全にガチガチに固めていった。
シキ(声が徐々に苦しくなる):「……くそっ、動けねえ……
この粘液、固まるとクソ固いんじゃねえかよ……!
息が……息が苦しい……!」硬化した粘液がシキの胸部と首回りにも回り込み、
徐々に締め付けてくる。
反重力炉の出力が落ち、紅飛龍がふらつきながら高度を下げていく。
シキ(意識が薄れながら):
「マジで……窒息しそう……
ナメクジの粘液で死ぬとか……
最低すぎる死に方だろ……作者……てめえ……」
硬化したピンク紫の粘液がシキの体を完全にガチガチに固め
呼吸すらままならなくなっていた。そして粘液が最もヤバい本領を
発揮し始めた。捧げよ……捧げよ……低周波の洗脳電波が、粘液を通じて
直接神経に流れ込む。
同時に、粘液がシキの体に密着した部分——を、まるで生き物のように
ゆっくりと蠢きながら刺激してくる。
シキ(声が震えながら):
「……っ……!? や……め……ろ……
そこ…………!」
スナイル教徒の攻撃はシキのリアル弱点に奇妙にマッチしていた。
かなりマイルドに言うと----シキはくすぐられ耐性が極端に弱い
特に「包み込まれるような圧力」と「ぬるぬるした動き」に理性が崩れやすい
粘液はそれを全部知り尽くしたように、締め付ける→緩める→蠢く→温かく
包むを繰り返しながら、
洗脳電波と一緒に「捧げよ」という命令を脳の奥深くに
刻み込んでくる。
シキ(目が虚ろになりながら):
「は……あ……っ……
くそ……この……キモい粘液……
捧げ……ろ……? 何を……捧げれば……」
脳内シキ(必死に抵抗):
『やばい……マジでやばい……
この感じ……久しぶりに……弱いところを……
……!意識……飛ぶ……
このままじゃ……本当に……スナイルに……捧げ……』
スナイル・ブレスがさらに近づき、触角を伸ばして
クソ教義を脳内に流し続ける。シキの抵抗が、明らかに弱まっていた。
ぬるたろ…助けて




