ホスト旅団"LUX"
ギルド前の広場。
そこに憩うハンター達を品定めするように眺めている金髪の女。
「…あの子、結構いいわね」
その女は1人のハンターに向けて足を運んで行った。
「「ようこそ"LUX"へ!」」
扉が開くなり大勢の青年達が出迎える。
「ヒスイさんじゃないっすか。お疲れ様っす」
ホスト姿の青年がヒスイに声をかける。
「るちるちは来てるかしら?」
「ええ、二階にいますよ」
ヒスイは階段を優雅に上がって行く。
その後ろには茶髪の忍がついている。
「…?その人は?」
「新人よ、新人」
「…と、いうわけで太刀を一振り調達していただきたく」
紫の髪を長く伸ばし、片眼鏡を掛けた男がルチアと向かい合って座っている。
「なんで俺なわけ?」
「貴女が1番暇そうなので」
「ひ、暇じゃねえし」
すると扉からノックが聞こえてヒスイが入ってくる。
「あら、リジュたんもいたの」
「…その呼び方はどうにかなりませんかね」
片眼鏡を押し上げながらリジュが不満そうにする。
「まあそんなことはどうでもいいとして」
「ど、どうでもいい…?」
ヒスイはリジュをスルーして、ルチアの前に忍を立たせる。
「るちるちに新人のお手伝いをお願いしたいの」
「またかよ…」
ルチアは端末を取り出し、目の前の忍のステータスを確認し始める。
「ヨタカちゃんよ。なかなかのイケメンでしょ!」
「マスクしてるからあんまりわかりません」
「目を見ればわかるわ!」
「…はぁ」
リジュは呆れ、ルチアは頭を抱える。
「レベル上げたら見た目もかっこよくしてあげてね」
「はいはい…毎度のことだもんな…」
するとリジュがルチアの肩を叩く。
「ついでに武具の調達も」
「あら?リジュたんも行くのよ?」
「…はい?」




