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『リベリオン、一名戦闘不能』
「アカネコさん負けないで!」
「あと2人だー!」
2対2。
アカネコだけで相手2人を抑えている状態。
私も応戦するがいささか分が悪い。
「はぁ…はぁ…」
「そろそろ限界のようだな」
ボーマンの言うとおり、もうアカネコにあまり余力はない。
(このままじゃ…負けちゃう…)
「助太刀するっ!」
「なにっ!?」
『リベリオン、一名戦闘不能』
突如現れた侍がリベリオンの1人を戦闘不能にした。
観客からの声援によりキャットウォーク側に乱入イベントが発生したようだ。
「てか…シンさんっ!」
「アカネコに呼ばれたと思ったら…猫好きだなんて知らなかったな」
コロシアムに招集された侍、シンはボーマンを見据えたまま私に言った。
「シン!敵討ちにゃ!」
アカネコが気付けば私と同じ位置まで下がってきている。
「全く…言っとくが俺は犬派だからな」
「チッ、何人だろうがぶっ潰してやる」
シンの太刀とボーマンの大剣が交錯する。
一進一退の剣劇が、常人には見えないスピードで展開されている。
「ぃやっふーい!」
「ぶっ!」
「あ、アカネコ!」
アカネコがいつの間にかボーマンの背後に回っていて、クリーンヒットを食らわせていた。
『リベリオン、全員戦闘不能によりキャットウォークの勝利です』
コロシアム全体が歓声で埋め尽くされた。
「き、汚ねえ…」
「ははははは、これがミーの戦い方さっ☆」
「知らなかったなー、ハルカがシンの彼女さんだったなんて」
「なっ、違う!」
キャットウォークの旅団部屋。
アカネコの発言に顔を真っ赤にするシン。
「今は違くてもいずれは…でしょー?」
「う…」
シンは小声で何か言ったようだったが私には聞こえなかった。




