表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/133

34

『私のお話はここまででございます』

「なんか悲しいお話だね」


永遠に思いを伝えられない2つ。

なんとなく"あの2人"のように思える。


「Atori、ありがとう」

『いいえ、こちらこそ聴いていただきありがとうございます』


Atoriは小さく手を振ると消えていった。


私はシンの部屋へ向かう。





「シンさん、私もインします」

「む、ひと狩りするか!」


体感型コントローラを装着し、シンと一緒に"ソウルハンター伝"を起動した。











「しかしなぜ急にインするなんて言い出したのだ?」

「なんかいてもたってもいられなくなって」


侍姿のシンが私の目の前にいる。

今の時間帯は1番ハンターが集まる時間だ。街は都会のように賑わっている。


「とりあえずノラもパーティに加えるか」

「あ、あのときの…」


シンと"ヴァスキ"を討伐した軍服の魔法使い。


「でも居場所わかるんですか?」

「あいつはいつも定位置にいるからな」


ギルド近くの街路樹の根元。ノラはいつもそこに立っているらしい。


「あ、ルチアさん…」


ノラがルチアと何か話している。


「…じゃ、頼んだからな」

「はいはい、了解しました」


ルチアがその場を去ろうとして、私達を見つける。


「珍しいな。ハルカちゃんも来てたのか」

「はい…あ、一緒に狩りに行きませんか?」

「前衛が今のところ俺だけだしな」


しかし彼女は首を振った。


「悪いけど俺はもう落ちるからさ」

「そうですか…おやすみなさい…」

「ああ、おやすみ」


ルチアがその場から一瞬で消えた。


「それなら私のフレ呼びましょうか?」

「うむ、頼む」


ノラが私達に歩み寄り、この世界での端末を開く。浮かび上がったディスプレイを素早く操作しメッセージを送る。


「…それで、何を狩りに行くんです?」

「鬼だ」

「お、鬼…?」


この世界には和と洋の世界観がある。

今回は和の世界で鬼退治をするようだ。


「じゃ、揃い次第行くからな」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ