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最近"ホーム"は空気が重い。
元凶はあの2人にあったりする。
「ゲームしてないと息が詰まりそうになっちゃうなんて…」
ギルド前の広場にてため息をつく私。
「あ、ハルたんじゃんー」
やって来たのはあんこ1人。
「こんばんはー…」
「こんちわー、てか元気ないね。シンもいないっぽいし」
シンは別のフィールドにいる。
私はレベルが足りないので置いてけぼりなのである。
「まあ、色々ありますから…」
「今日はレクもいねーからなー」
レクはFPSなのだとか。
「あんこさんちょー暇してんのよー」
「シンが帰ってくるまで雑談でもしてますか」
あんこは嬉しそうにしている。
「あ」
「どうかしました?」
私の後ろのほうを見て何か見つけるあんこ。
「あれ、"LUX"のとこの」
噴水の向こうに見覚えのある人がいる。
銀髪の忍、たしかヨタカといった人。
「やっべー、荒らしちゃおー」
「え、ちょっと!」
止めようとした時にはすでにあんこはそこに居ない。
「…誰だ」
ヨタカの目の前に立つあんこ。
「なんかお前、るちあんにそっくりだな」
「…?」
理解できていなさそうな忍。
「追っかけとかそういうの?」
「…」
「あ、あんこさんっ…!」
ヨタカは殺気を発している。ものすごく危ない雰囲気なのである。
「誰ですか貴女は」
気がつけばそこにいる片眼鏡の男。
「ん、貴女はシジラさんと一緒にいた…」
「あ…こんにちは…」
彼は片眼鏡に肩までの紫の髪。チャイナ服に白い翼が生えている。
(誰だっけこの人…)
「お前はリジュだな。"LUX"の売れてないホスト」
あんこが指差す。
以前とは違う装備だが確かにリジュである。
「失礼な。経理メインでやってるだけです」
片眼鏡を押し上げ、眉間にシワを寄せるリジュ。
「そういう貴女は確か"カムイ"の方ですね」
「やべー、あんこさん有名人じゃんー」
「中々に悪名高いですからね」
「やっぱそっちか!」
リジュはため息をつく。
「やれ、貴女もよくこんな人と絡んでますね」
「ははは…不可抗力ですよ…」




