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「最後は今回の大注目旅団!我らが"ギルドナイト"でござい!」
「別に大注目って程じゃねえっしょ」
あんこが客席にだらしなく座りながら言う。
「でも観客がどんどん増えていってますね」
現に空いている席は全くなく、閲覧出来ないハンターが出て来ているようだ。
「まあ、強いのは間違いないしな」
「俺らも若干参考にしたいし」
端末を録画モードにするレク。
「ちょ、メンバー見てみ」
あんこが私達に片手を振りながら、もう片手をモニターに向ける。
メンバーはシジラ、ケシゴム、それにヒスイとルチアと表示されている。
「ガチな感じじゃん?」
「暇人共め」
「てかルチアって"ギルドナイト"の団員ではなかった気がするのだが」
中庭にいるルチアは不機嫌そうだ。
「それでは参りますよー!」
早々と告げられるクエスト開始音。
地中からさっき私達が戦った"ヤライ"が現れる。
「ほー、これが八雷かー」
「感心する時間ではないぞ」
興味深げに鬼を鑑賞しているケシゴム。シジラが拳銃を構えながら彼を叱咤する。
「なんで俺がこんなこと…」
「まーまー、さっさと終わらせちゃえばいいのよ」
ルチアが大剣を背負ったまま面倒くさそうに鬼に走る。彼女に向けられる鬼の攻撃をヒスイが魔法で弾いて行く。
「エンピツ、あんたもやれ」
「我輩はケシゴムなのだが…ノルマでいくと1人2体ずつかね」
ケシゴムが懐から小型のコンバットナイフを抜き、鬼の背に乗る。
「行くよー」
その背に思い切りナイフを立てる。もがく鬼にナイフの柄をしっかり握ったまま蹴りをいれた。
「これで我輩は1体目」
「ふん、ノルマなんて関係ない」
シジラが鬼のただ一対しかない脚を撃ち抜く。前のめりに鬼が倒れていく。
「別に2体だけじゃないとダメとか決まってないよな?」
駆けていたルチアが大剣を抜き、鬼の上半身と下半身を引き離す。
「トドメはやっぱり私よね☆」
ヒスイが挙げた腕に旋風と雷が渦巻く。
「あ?雷効かなくね?」
「見くびってもらっちゃ困るわね」
彼女の激しい怒声と共に落ちる嵐。
「…流石我らが"ギルドナイト"!タイムは驚愕の5分31秒!」




