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和の世界のイベント会場。
中国庭園の中庭のような広々としたステージ。
「あの…何するイベントなんですか…?」
あんこが受付でメンバー登録をしている。
「んー?タイムアタックだけどー?」
「お前何も知らないのな…っ!」
またレクがシンに殴られる。
「それって私もやるんですか?」
「四人いないとダメだからね」
(私そんなに強くないけど大丈夫かな…)
「なぁ、"LUX"出てんの?」
あんこが端末でチーム一覧を眺めていたレクに尋ねる。
「出てなさげ」
「ふむ、今回は優勝もあり得るかもな」
(私が足を引っ張らなければ…)
「あ、でも今回は"ギルドナイト"の奴等が出てる」
「珍し、そして乙」
「ギルドナイト…?」
私の疑問にまた何か言おうとしたレクだったが、シンに阻まれる。
「ギルドナイト装備を持ってるやつだけで組織されている旅団だ。少数だが精鋭ばかりでな」
「しかもこのゲームの管理も任されてるトンデモ集団なんだぜー」
シンの説明にあんこが付け足す。
「そんなすごい旅団があるんだ…」
「だから今回は優勝諦めて辞退してる旅団が多いな。どうせチートとかもいたんだろうし」
呆れたようにレクが端末を閉じる。
「とりま準優勝くらいは狙おうぜ」
「さー始まりました旅団対抗速攻任務!ソニックイーター!」
空飛ぶ小型ステージで会場を飛び回りながら、白いギルドナイト装備の少女がマイク越しに叫ぶ。
「進行はワタクシ!"ギルドナイト"のローズでございままま!」
「んだよ進行係もギルドナイトなわけ?」
「ローズ様ぁぁぁぁぁ!こうりぃぃぃぃぃぃん!!!」
ため息を吐くあんこと何故かテンションMAXのレク。
「出番までに立ち回りの打ち合わせするぞ」
「うん、私自信ないし…」
シンが肩を叩く。
「大丈夫だ。そんなに難易度の高いものでもないから」




