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モブ。
「ストーリーモードってさ、メインキャラだけにあるわけじゃないよ。モブだって、モブって言われてるだけでちゃんと人生があるんだ」
かつての先輩の自宅にやって来た後輩、和花。
「…コマツ先輩、急にどうしました?」
「いや、きっと一度きりの出番なんだから言いたいこと言っとかないとって思って」
ふくよか、の更に上の体型を持つコマツ。
「わけわかんないこと言わないでください」
「読者にはわかるって」
「読者って…意味わかんないっす…」
読者は読者である。
「ま、それはさておき。和花に頼み事があって」
コマツは和花にペット用のキャリーバッグを渡す。
「これは…」
「いやー、ちょっと遠出しなきゃいけなくてー。ペット預かってて欲しいわけ」
「知ってます?俺シェアハウス住んでるんですよ」
一人暮らしなら問題はないだろうが、他人も暮らす環境に和花はいるわけだ。
「それは賑やかでいいねー」
「…なんでこんな奴らばっかりなんだろ…」




