表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/133

76

「はいはーい、到着ー」


オオヤに連れて来られたのはいかにもな廃病院。


「くそ…こんなときに限って早く仕事終わるとか…」

「知るか」


ルチアはぐったりしている。


「その…もしかして…オオヤさんが言ってた"アレ"っていうのは…肝試し…?」


一同が私に頷く。


こんなイベントまでやるというのか…


「ペアで行こっか」

「それなら俺とハルカで決まりだろ」


シンが私の肩を抱く。


「んー、決まりきったものなんてつまんないでしょー?ランダムでどうかな」


オオヤが地面にあみだくじを書く。


「最初は黒とハルカちゃんね」

「マジかよ…」


オオヤが辿った線には私と黒。


「じゃあまずみんなで入ろうか」

「え、この建物に入れと?」


ルチアが乱暴に首を振る。


「行かねえよ!」

「まーまー、ロビーまではとりあえず行こうよー」











暗いロビー。

非常口の暗い緑の灯りだけが光。


「「今年のはクオリティヤバイね」」


双子がキョロキョロする。


「今回はセットじゃなくてホントの廃病院にしてみたよ」

「余計なことしやがって…」


ルチアは双子にしっかり掴まっている。


「さ、お二人さん行っておいで」


どうしても行かなければならないだろうか。


「ここはホントにヤバイ」


ルチアが小さな声で私に言う。


「え…?」

「モトハルさんがそう言ってる」


彼女のパーカーのフードからモトハルさんが顔を出す。


「あ、いたんだ…」

「モトハルさんも付いて行きたいってさ」


モトハルさんは私の肩に飛び移る。


「黒と一緒なのが心配だけど、テキトーに行ってすぐ帰って来ればいいから」

「は、はい…」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ