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違う世界で、ただ野球がしたい  作者: 月照建速
中学生編

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第9話 中学生編

 天城ガールズ。例年は地方大会ベスト四争いをしているクラブである。特色としては投手の充実度があげられる。設立当初から投手が完封リレーをすれば負けないという思想の基投手育成に力を入れている。そのため投手育成のノウハウはもちろん怪我に対するノウハウがかなり充実している。その点も俺たちがここに決めた理由に入る。俺たちは両方とも怪我経験者で、再発の恐れもあるからだ

 にしても……


 ジー


 一人がエグい位見てくる。他の先輩たちはチラッと見るだけなのに同級生の一人がガン見してくる。やめてくれ……流石にそんなに見られると怖い。あとなんか見たことあるような……? 気のせいか?


 チラッ

 ジー


 なんでずっと見つめてくるの!? 大抵の女子は見たら顔を背けるのに! てか眼がガンギマってて怖いよぉ! ちょっとリカに盾になってもらおう。そうしよう


「リカ......」ボソボソ

「わかってるよ~。......元カノ?」ボソボソ

「違う! マジで知らん」ボソボソ


 取り敢えずこれで視線は見えないからな。たとえチラチラと眼がキマった女子が視界に入ろうと気にしない、気にしない。

 俺たちがそんなことをしていたら自己紹介が始まった。やはり投手が多い。ここまで十人全員投手経験あるとかやばいだろ。そしてあの俺たちの番になった


「倉敷ガールズから来ました星野智です。メインは投手でサブに外野が出来ます。よろしくお願いします!」

「同じく倉敷ガールズから来ました。早島梨花です。本職は捕手で投手もできます。よろしくお願いします」


 パチパチパチパチ!


 今までで一番大きな拍手だった。一部の先輩は泣いてるし……。もしかして早まったか? そしてトリのあのガンギマリ女子の番になった


「岡山マスカットガールズから来ました! 岡山中央中学一年生山本望です! 大抵のポジション出来ます! よろしくお願いします!」


 綺麗な九十度のお辞儀……。てか岡山マスカットガールズで山本って……いやいやそんな……あり得るわけない。山本ってすごい一般的な苗字だし……俺の六年のクラスに山本四人くらいいたし……違う。すごく顔つきが似てるけど違うでしょ。そう思いながら先輩の自己紹介を聞き、アイスブレイクが始まった。その準備をしていると同級生のあるやつがあることを聞いた


「もしかして......山本選手のご家族?」

「はい! 山本夢は私の姉です!」

「へ、へえ......どうしてここ来たの? だって山本さんって出てたよね......? 私当たったもん」

「はい! 遊撃で出てました! 理由はただ一つです!」


 あー! あの時居た気がする。顔とか見てなかったから気が付かなかったわ。ならなんでここに入ったんだよ


「星野智さん! 貴方です! あの姉を三振に仕留めたあの瞬間! 貴方と野球をしたくなりました!」


 俺かー。俺かー……


「トモ......頑張ってね~」

「待って、助けて」


 だから俺をあんなにも見てたのね。それにしても山本さんとはなんか正反対だな。マウンドでの山本さんしか知らないけど、山本さんは冷静沈着な感じ、彼女は熱血と言うか感情が激しいというか……。とにかく元気!な感じだ

 さて、そんなこんなしているうちに準備が終わった。何をするかと言えば……


「じゃあ、みんな準備運動は終わりましたね。では、恒例の新入生と上級生の紅白戦を行います。特別ルールとして新入生側が試合成立の四回から回終了時に三点以上リードがあった場合コールドになります」


「じゃあ打順とポジション決めますね~。じゃあどのポジションしたいかとかありますか~?」


 打順とかポジション決めの進行役はリカに頼んだ。俺は無理。こういうのはリカが向いている。みんな黙って様子をうかがっている。誰が先に行くのか……言ったとしてポジションはどこか……と各々思考しているようだ


「まあショートとセカンドは決まってるようなものだよね。よろしく、山本さん」

「はい! 真鍋さん!」


 実際遊撃手と二塁手が出来る選手はそれぞれ一人ずつしかいない。捕手も二人しかいないためどちらがするかである


「わ、私......サードしたいです......」

「私は......ライトかな?」

「じゃあウチファースト!」

「......センター」

「ほな、レフトかー」

「私五回からキャッチャーするからリカちゃん先発マスクよろしくね~」


 一人、また一人と立候補していく。リカは少し考えていたが、こういうのは早いもの順でもいいかという思考になったようで先発以外は決まった。残り俺も含め四人


「私最後の一回だけでいいよー。体力ないし」

「じゃあ私たちがじゃんけんして勝った順からでいいんじゃない? どう?」

「あ、はい。それで大丈夫です」

「俺も別に......」


 じゃんけんの結果、俺が先発、二番手はじゃんけんを提案した若菜、三番手が石巻になった。正直ここで俺に降られるより良かった

 まあここで先輩たち抑えて、背番号貰っちゃいますか!


こんにちは、月照です。いよいよ中学生編スタートです!

誤字脱字、誤記等ある場合は報告してくださると幸いです

そしてこの作品のコメント・評価・ブックマークも是非ともお願いします

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