第十三話
訓練が始まった。オルス達、軽装兵団には、こん棒が渡された。
「新しい武器を覚えてもらう。周囲との間隔を開けるように」
戸惑うオルス達。
「今から、ガイコツ兵のゲンカークと戦ってもらう」
隊長がそう言うと、地面からガイコツ兵が現れた。
「魔物の攻撃方法は、三つから四つしかない。しかも、初めから最後まで全て同じだ」
オルスの前にいるガイコツ兵が攻撃をしてきた。オルスはこん棒で防ごうとした。だが、あっさり弾かれ、こん棒が地面に落ちる。
「盾があるのなら、それで防げ。ないなら左右、後ろに避けるんだ。いいか、急いで攻撃をするな。相手の動作は速い。まずは防御だ。相手がどの攻撃方法をしてくるのか、しっかりと確認するんだ」
オルスはこん棒を拾い、再び対峙する。敵はロングソードを両手で持っている。右上から左下へと斜め斬りをした。オルスは素早く、後ろに一歩引く。そして、相手の頭にこん棒を叩く動作をした。
「ガイコツ兵は、体のどこかを叩けば、必ず折れる。そしてバランスを崩す。相手の攻撃を避け、間ができたなら叩け」
ガイコツ兵は攻撃方法を変え、何度もオルスに襲ってくる。腹部への突き、そこから上に向かっての切り上げ。オルスは避け、一歩踏み込み、太ももに向かって、叩こうとした。それより先に、ガイコツ兵の剣先が、オルスの頭に当たる。
「いて」
「どうやらこん棒は、ロングソードよりも、動きが遅いようだな」
近くにいた仲間が言った。
「確かに、こっちの方が重い。慣れないとな」
日が暮れるまで、ゲンカークのガイコツ兵と戦った。終盤になると、動きが読めてきた。だが、攻撃に転じる隙が、未だに掴めない
「いいか、敵はすぐそこまできているんだぞ。体が覚えるまでやるんだ。実戦だと思え。一人も死なせたくはない」
翌日も、ガイコツ兵を想定した訓練だった。
「相手は盾を持っている。昨日とは違い、防御をしてくる。その隙に、剣で突き刺してくる。常に反撃がくると体に叩き込め!」
この日の武器も、こん棒だった。オルスの利き手は、筋肉痛で思うように動かなない。何度もとどめを刺されてしまう。最後には、片膝をついてしまった。
「おい、本番じゃあ殺されているぞ」
「わかっている」
周りを見る。オルスと同じように、みんないつもと違う動きについていけていなかった。
「休憩だ。いいか。全員ができるまで、やり続けるぞ」
日が暮れて、クタクタになりながら自分の家へ帰っていった。
新たな敵、ガイコツ兵達と戦う事を想定しての訓練が始まりました。
でも、なんでガイコツに棍棒? ここでピンと来た方は凄い。
ガイコツに棍棒。そう、ダークソウルです。
初めて買ったのが、ダークソウル2。何度コントローラーを投げたか。
今では1から3まで、全てプレイしました。立派な廃人です。
そして、明日はなんとエルデンリングが発売されます。
買いたいんですが……お金がない。
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