告白
142、告白
「ずっと前から好きでした」 その一言が言えたなら
今見える世界とは 全く違う景色が待っているのかな
「ずっと前から好きでした」 その一言が言えたなら
好きな君 どんな反応するのかな・・・って実らないのが 恋だよね
帰り道 君を見かけても 二人の間に吹く風が
僕の気持ち 妨げるように切なくて・・・
廊下の隅 靴箱の前 教室の中
ふとしたタイミング 君を見かけるとね どうしても目で追っちゃう
でも目が在ったら 変に思われたりするのが 少し怖くて・・・
告白できたらな・・・
きっと君は 僕なんか気にもせずに過ごしてる
次 話せるのはいつ? 告白できるときって いつ来るんだろう
恋人たち 話しているのを 見てると心が細い糸で
締め付けられる 溜まった想い 吐き出したい・・・
廊下の隅 靴箱の前 教室の中
君への告白は どこですればいいの? どうしても悩んでしまう
誰かに相談しても 最後には自分の意思だから ああ・・・
告白できたらな・・・
告白できたらな・・・
「ずっと前から好きでした」 その一言を君へ送る
今 君はどんな顔をするの? ハッピーエンドが待っているのかな
告白したい気持ちは日を重ねるごとに募りに募り・・・
きっと待ってるハッピーエンドに希望を込めて。
君へ一言・・・。
「ずっと前から好きでした」




