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潮騒
116、潮騒
鮮やかに咲かなくていいんだよ カッコ悪くてもいいんだよ
萎えたときには きっと 誰かが あなたを支えてくれる
波が良背打つ砂浜で 一人しゃがみこんで
瞳に浮かべる 憧れや 悔しさが 潮騒と共に空へ消える
心の中に潜む弱さが 人を強がらせるんだ
あなたは生まれたときと同じ 優しさに包まれてるよ
うつむいたとき ほら 顔を上げて 柔らかな光から目をそむけないで
灯った愛の灯が 人を狂わせていく
誰かを愛せば 誰かが傷付いて 気が付けば 自分を見失っていた
想いはいつも届かぬまま 自分の頃の奥に・・・
新芽出た瞬間の喜びを いつまでも忘れないで
雨や雪にも じっと堪え続け 巡り合えた春の陽 蕾開いていく
鮮やかに咲かなくていいんだよ カッコ悪くてもいいんだよ
萎えたときには きっと 誰かが あなたを支えてくれる
耳の奥に微かな波の音が蘇る・・・
鮮やかに咲かなくていんだよ――。
カッコ悪くてもいいんだよ――。
人生には挫折が確かに在る。
波の音が切なく、哀れみを含んだように聴こえてしまうことがきっとある。
でも、人は支えられている。
助けてくれる人が周りにいる。
思いっきり走った末、たとえ報われないものになったとしても、
きっと誰かの為になっている。
そう、信じて――。




