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2 価値なんかなかった
高校生になった。
私は信じられないほど嬉しかった。
長く続いたいじめの日々。
私だって、興味も好意もないやつに嫌がらせをするのは不快だった、
でもその時は周りに合わせないといけなかった。
びしょ濡れでうずくまってないているような惨めな人間になりたくはなかった。
そんな生活ももう終わる。
いかにも生き生きとした顔で、校門に向かっていた。
ああ、今から私の生活が始まる。
惨めな人間を見なくて済む生活が始まる!
一歩を踏み出そうとした。
足が動かなかった。
「あれ?」
私のお腹からは、金属の針のようなものが出ていた。




