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殺し屋、魔力を吸われる

怜の問いかけに女性は「できるけど

魔力が足りないの」と答える


その答えに怜は「はぁぁ?」と呆れると

「諦めて謝りに行けよ」と結論を言い渡す


そんな怜に女性は

「魔力ならあるじゃない」と言って怜を見つめた

そこで怜は高い魔力反応という女性の言葉を

思い出し(まさかな)と心のなかで呟くと

女性はニヤけながら

「魔力もらうわよ」と言って近づく


じわりじわりと怜に近づく女性に

「待て 何をやるつもりだ?」と

一歩後ずさる


そんな怜に女性は「うーん」と唸ると

「魔力って体に宿るものだから

体液を消化して取り込むんだけど

食べられるの血液か唾液

どっちがいい?」と問いかけた


突拍子のない女性の疑問に

「お前まさか

キスしようとしたんじゃないだろうな?」と

引いた目で呟くと

女性は話をそらすように

「血液ね」と言って刃物を取り出す


そのまま怜の腕を引っ張ると

刃物で指を切り

怜にできた傷口に口を合わせ始めた


ハンドキスをするような

女性の行動に

(何シてんだ

こいつはぁぁ)と少し顔が赤くなる


そんな怜の様子を無視して

十分な魔力と血を吸い取ると

ようやく怜から離れた



やっと解放された怜は

羞恥で顔を背けながら

その場に座り込むと

(クッソ

恥ずかしがってるこっちが

馬鹿らしくなってきた)と

悪態をついて心を沈ませた


そのまま「ふぅ」と息を吐くと

「状況は?」と問いかけた

そんな怜の様子を見た女性は

「あらら可哀想に」とからかってから

「低気圧はもう作ったから規模を

大きくするだけよ」と答えた


その答えを聞いた怜は半分睨みながら

「お代はしっかり払えよ?」と呟くと

女性は「キスしてあげましょうか?」と口にする


そんな女性の態度に怜は

「ハハハ一旦半殺しで行くか?」と

笑いながら殺意を向けると

女性は「その話は後ね」と言って

魔法に集中した


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