第十五話
奏 「お前が・・・・、お前がああああああ!!!!!!」
~3年前~
後輩 「田山先輩ー!!
今日は、男道中学校っつぅ、男子校と対決らしいです!!!!!」
奏 「そう・・・。」
後輩 「で、男道学校の兵と言われてる天道 涼牙・・・。
アイツァ、中学二年のくせに大将務めてるらしいですぜ!!!!!!!!」
奏 「ふっ・・・。それがどうしたってー?
勝ってやる・・・!!」
審判 「始め!!」
奏 「フッ・・・、」
天道 「待てよ!!!俺、相手が女なんて聞いてないぜ!!!!!!!!!!」
天道の監督 「オイ、男たるもの、女だから・男だから・・・なんて、差別はいけない!!!!!!
どちらも・・・・全力で戦えええええええええ!!」
天道 「無茶だ!!俺がどんな性格と知ってそれを・・・」
奏 「いいから戦え!!!!!!」
体育館に身体がぶつかり合う音が響き渡る。
奏 「避けてばっかでつまらない!!!!!!!」
天道 「・・・そうだな、お前が全力でやっているというのに、俺が全力でやっていないのは失礼だな・・・。
よし。」
奏 (・・・!!!
おかしい・・・!?
なんか急に動きが変わったような・・・!!)
天道 「だ、ダイジョウブ、本気の1/3でやってるから!!!」
奏 (これで1/3!?)
天道 「ッ、ッ、」
奏 「んっ、くっ、、」
天道 「だ、大丈夫、顔には当てないように気をつけるから・・・。」
奏 「・・・ッ」
天道 「・・・でもごめんっ、俺、もう終わりにするからっ!!!!!!」
奏 「終わり???」
天道 「・・・。ツンッ」
その時、彼が、私の額をツンッとつついた。
フッと、私は宙に浮いた。
ドンッ
奏 「嘘・・・・・でしょ?」
負けた。
私が、初めて・・・
この私が、
負けた。
~現在~
奏 「私が負けるなんて。。。
一生の侮辱!!!!!!!!
必ずや復讐してやるとあの日から決めた。
そして、私は強くなった。
そして今・・・・、誓いを果たす時!!!!!!」
美都 「奏ちゃん・・・。」
あの女が真面目な顔になる。
奏 「何だよ?」
美都 「天道くん・・・、今・・・
赤面タイムに入ってるからちょっと復讐は待ってあげて!!」
奏 「ズコーッ」
天道 (まさか、あの時の女がコイツだったとはー!!!
俺はなんて恥ずかしいんだ!!)
美都 「でも、奏ちゃんかっこいいね!!
女なのに柔道やってるなんて!!!」
奏 「そ、そんな事ないぞっ」
男子 「みーとーチャーン」
成程。この女、美都というのか。
美都 「なんなのよおおおおおおおおお!!!!!」
奏 「・・・。。。え」
美都という女は、男子を背負い投げした・・・。
美都 「あんたねえ、しつこいのよ!!!!!!」
男子達 「みとちゃあああああん!!!!!」
美都 「んげっ」
奏 「お前、なかなかモテるな」
美都 「奏ちゃん、守って・・・」
天道 「俺が守る!!
任せてくれ、桜原さん!!!」
美都 「て・・・天道くん?」
天道 「わっ、われながらクサいセリフを言ってしまった!!!」
天道の野郎の顔が、赤くなった。




