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エンドレスエンド  作者: kaxali
魔術霧中/痲術夢中
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プロローグ

第7章、スタート!!!

 よっ、久しぶりだな。ここにまた来るたぁアンタも随分と暇を持て余してるみたいだ。なんてな、アンタがただ暇つぶしにここに来てるわけじゃないってのは分かってるさ。ワシからなんか情報を聞き出そうとしてるんだろ?別に隠さなくったっていいさ、んなこと最初から分かった上で話をしてるんだ。

 あー、前回はどこまで話したんだっけ?……そうそう、変な世界に入ったってとこだ。なら、その続きから話そう。




 そう、ワシの体に渦巻く異能の力、そいつを全部使ってワシは新天地へと足を踏み入れた。異能の力が何なのかは、あのレポートでも読んでくれ。そこは、過去も今も未来も全てが同一、有り体に言っちまえば”時間の止まった世界”ってやつだった。だから何も変化しねぇし、何もできねぇ。当然、ワシも踏み入った瞬間停止した。

 どれくらい時間が経ったのかは分からねぇ、意識も停止してたからな。が、ある時ワシはその止まった世界で動けるようになったんだ。だがそれはワシの力じゃない。気が付いた時、目の前にはヤツがいた。”ヤツ”が誰か?ハッ、わざとボカして言ってんだよ。

 ……続けるぜ。当時のワシも、当然、目の前のヤツが何者なのか、ここはどこなのか、気になって聞いたさ。そしたらそいつはこう言ったんだ。


「俺は”悪魔の生き残り”。そしてこの世界は、悪魔蔓延る魔の世界。君の来た世界の1つ上の世界だ。散歩していたら停止している君を見つけたから動けるようにしてやった」


 ってな。普通なら信じねぇ、でもヤツは、疑問を持ったワシを意識を保った状態で殺し、蘇生する、なんていう異常なことを当たり前のようにやってのけた。そんなことをやられたら信じるほかねぇ。


 それからはヤツの後ろについて行った。あの世界は何の力も持たないワシが生きていけるほどヌルくはなかった、”死の概念”がそこら中に転がってたからな。”死の概念”ってのは、簡単に言えば、時間の止まった存在を死因とか関係なしに直接『死』っていう結果に導くってヤツだな。時々見えるモンもあったが、ほとんどは目には見えねぇのさ。……話が逸れたな。

 そんな世界をしばらくほっつき歩いてたんだが、ある日ヤツは変なことを聞いてきた。


「この世界は退屈だろう、元の世界に戻りたいとは思わないのか?」


 ワシはつまらねぇあの世界から刺激を求めてこっちの世界にきたんだから、当然否定したさ。だがヤツはそんなことは分かってたみたいで、こんな提案をしてきた。


「ならば、退屈ではない世界に君を送ってあげよう。そして俺は、君の言う”つまらない世界”を見に行きたい」


 ワシがその提案を聞いて頷くと、ヤツはワシの心臓を手で貫いた。困惑をする暇もなくワシは意識を失い、ぶっ倒れた。



 目が覚めると、近くにヤツの姿はなく、代わりに1枚の置き手紙だけがあった。

 どうやらヤツはワシに悪魔の能力のほとんどを渡してワシの元いた世界に行ったらしい。

 そこからはただひたすらその悪魔の能力をひたすらに練習し、そして今いるこの世界に来たってわけさ。




 どうだ、アンタの知りたいモンは聞けたか?まぁ聞けてなくてもワシはこれ以上話すことがねぇんだ、さぁ帰った帰った。

最近更新頻度高くない?おいら最近やる気がモリモリしてるでな

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