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エンドレスエンド  作者: kaxali
限界挑戦/現界超仙
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エピローグ

そこそこ長かったこの6章もついに終わりですねぇ

 眼前に迫り来る右ストレートをしゃがんで躱し、そのままカウンターの足払いをかける。

 体勢を崩した相手の腹に、すかさず肘を打ち込み、瞬く間に場外へと弾き飛ばした。

 しかし相手もそのままやられるほどヤワではない。すんでのところで縁に手をかけ、体を上空へと飛ばす。

 「勝った!」天高く待った瞬間、その者は勝利を確信し、勝負を終わらせる最大の技を発動する。

 圧倒的な位置エネルギーを利用した踵落とし、たとえガードされても、それごと砕いてしまいそうなその一撃を放ったが……。

 その攻撃はあっさり躱されると、無防備になった足首をがっちりと掴まれ、場外へと投げ飛ばされてしまった。


 YOU LOSE……


「だああああもおおおお!!!なんであのタイミングで避けられるんですか!チート!バグ!!」


 目に映る7文字のアルファベットを見たフミは、手足をジタバタさせ、子供の様に拗ねた。


「ハッ!てめぇなら復帰したらそのまま反撃してくるだろうなって読んでたんだよ!この単純野郎!」

「ズルですよそんなの!博士さんもそう思いますよね!」

「ん?あぁ、これは禍言の作戦勝ちだな」

「へっ」

「ムッキィーーーー!!!」



 老仙人との激闘を終え、義腕と腕甲の修理も済んだ禍言は、フミの家で対戦ゲームをして遊んでいた。

 本来であれば、足の回復が終わり次第すぐにでもこの臨海都市を発つつもりだったが、老仙人からの挑戦があり、それをクリアした後も老仙人の能力によって博士の発明品が故障していたため、それらの修理が済むまで、ここに留まることとなった。

 その間、フミの家でゲームでもしながら待っていようということになり、こうして遊んでいたのだ。

 しかし、それもどうやらこれまでのようだった。


「……そうか、分かった。おい禍言、船の修理が完了した。いつでも出発できるぞ」

「あら、もう行っちゃうの?」


 禍言に招待され、数百年ぶりのフミを堪能していた星鸞も、弟子の出立に反応した。


「おう姐さん、世話んなったな。フミも、足治してくれてあんがとな」

「い、いえそんな。……って、なんだか禍言さんにお礼なんて言われると気持ち悪いですね」

「素直に受け取れこの野郎。んじゃ、じゃあな」


 最後まで憎まれ口を叩くフミを軽くあしらいながら、禍言は2人に別れを告げる。そして、禍言を少し訝しむ目で見る博士と共にこの家を去っていった。



「……なぁ禍言よ」


 飛行船に乗り込もうとする禍言を、博士は呼び止めた。


「あ?なんだよ」

「お前、この旅の目的、忘れてはいないだろうな?」

「地球の破壊、そんでもって人類の殲滅。忘れるわけねぇだろ」

「そうか。しかしお前、あの女どもと随分仲がよさそうだったが、あいつらを殺せるのか?」


 そう、博士が先ほど禍言をあのような目で見ていたのは、これが理由だった。どうやら何百年もの間修行していたらしいのだが、それだけの時間があれば、あれほど仲がよさそうなのであれば、考えが変わってしまったのではと疑ってしまうのは仕方ないというものだ。


「そりゃモチのロンよ」


 博士のその疑念を払拭するかのように、禍言はいとも簡単に即答した。


「そりゃ確かに姐さんにはお世話になったし、フミにも恩はあるがよぉ、それとこれは別よ、別」

「……そうか、それならいいのだが」


 しかし、博士はその返答を聞き、先ほどとはまた別の疑念を持ってしまった。


「そうだ、お前が修行している間にあの魔法陣?魔術陣?を解析し、自動で任意の場所に描けるシステムを構築しておいた。これを使えば、前回のようにお前が拳を振らずとも容易くアレを描ける」

「便利なモン作ってくれてんじゃーん、んじゃあパッパと描いて次行っちまおうぜ」

「そうだな、人類最強に追いつかれる前にさっさとやってしまおう」


 『禍言の”恩はあるが殺すのには躊躇わない”という、前にも増して支離滅裂で危うい思考は、この計画の邪魔になるのではないか』

 博士は、そう考えずにはいられなかった。

この次でいっぱい書いちゃうからここでは何も書かないよ~ん

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