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エンドレスエンド  作者: kaxali
限界挑戦/現界超仙
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平々凡々

今まではスマホのメモアプリでこれ書いてたんだけど今日でそれも最後や!これからはPCでカキカキしたるで!!!言うてもそんな変わらんと思うがね

「我を待たせるとは、貴殿は身の程というものを知らぬらしい」


 第一声。それは禍言の眼前に座す老人のものだった。

 博士をズタボロにした仙人に挨拶という名の喧嘩を売りに行った禍言。その仙人が、目の前の老人だ。


「特大ブーメランだぜクソ野郎」

「ほう、どうやら言葉では理解できぬらしい。先ほどの者と同じか」

「サル扱いすんなよォ、クソジジィ」


 老仙人の言葉が癪に障った禍言は殴りかかろうと踏み込む。しかし、足に違和感を感じ、その拳を止めた。


「それが我が世界の掟、被欺凡庸」


 思い出してほしい。禍言の足は、空を駆る。禍言の足は、大地を割る。

 そして今、完治した足で踏み込んだのだ。このビルを足が突き抜けていてもおかしくない。しかし無事なのだ。ここに、禍言は違和感を覚えていた。


「貴様がどれだけ優れた力を持とうが、その一切はここでは意味を成さぬ。今の貴様は、どこにでもいる平々凡々な少年だ。さて」


 老仙人は立ち上がり、いつの間にか手にしていた杖で禍言の腹を突いた。ただの一般的な人間と成り下がってしまった禍言は、たったこれだけで壁まで吹き飛ばされてしまった。


 ……なるほどなァ。こりゃ博士もやられるわけだぜ。ッたく、陰湿な野郎だ。


 心中でそう呟いた禍言は、珍しく頭を使い、老仙人をブチのめす方法を思案しようとするが、その隙もなく老仙人はさらに杖で禍言を殴り始めた。


「自身の思い上がり、その身でしかと理解せよ」


 とっさに腕でガードをするが、老仙人はその腕を腕甲の上から杖で殴り、空いた隙間から鎖骨を突き、ガードが緩むと顔面をためらいなく踏みつけた。常人であればとうに意識も戦意も失うようなその猛攻に、禍言は腕甲も義腕もひしゃげ、顔面を血だらけになりながらも耐えていた。


「ふむ、よくぞこれに耐えた。貴様のその精神と、そこで覗く富士見に免じ、この程度で許してやろう」

「なんだよ、てめェ。人がボコられてるとこを覗き見するたァ、趣味が悪ィぜ」


 博士を禍言と老仙人の視線の先、そこには半開きになったドアから頭を覗かせるフミの姿があった。

 禍言に文句を言いにフミは部屋を飛び出したが、老仙人の折檻に軽く引いてしまい、中に入ることができずにいたのだ。


「覗き見というか、止めていいものか分からなかったというか……」

「お主の事情に興味はない。だがフミよ、礼儀の一つもなっておらぬ者を連れてくるとは、仙人としての度が知れる」

「うっ……」


 老仙人の鋭い目に睨まれそう言われたフミは、まさしくカエルのように固まってしまう。しかし、床に伏す禍言がそこに口を挟んだ。


「ハッ。そういうアンタも、それを許してやる度量を持ち合わせてねぇたぁ、たかが知れてんな」


 禍言の傲岸不遜な物言いにフミは肝を冷やしたが、当の老仙人は、しばしの間、顎に手を当てうなっていた。

 20秒ほどそうしてうなっていると、納得の行く答えが出たのか、老仙人は顔を上げ、否、さらにうつむき、禍言の顔を真正面に捉えた。


「ふむ、確かに小僧、貴様の詭弁にも一筋の道理がある」

「良かったです……また禍言さんがボコボコにされたらあたしでも治せるか分かりませんからね……」

「しかしだ小僧」


 フミが安堵した瞬間、老仙人は禍言を捉える眼光を鋭くした。


「貴様の言葉使い、否、それだけではない。愚かにも仙人に挑もうというのにも関わらず、武術の1つも納めておらぬ。これこそ仙人に対する侮辱の極み」


 そう言うと、老仙人は禍言の首をつかみ、そのまま持ち上げた。喉を締められると察した禍言は抵抗しようもする。が、いつもの力もない、まして先ほどの戦闘、もとい折檻によってひしゃげた腕ではどうすることもできなかった。

 しかし、禍言の予想を裏切り、老仙人は持ち上げた禍言をそのままフミに預けた。


「言葉使いと武術。最低でもその2つを、七曜の間に身につけよ。さぁ、とく立ち去れ」

「えっ……へ?」


 それだけ言い放たれ、抱えさせられた禍言ごと、フミは部屋から追い出されたのだった。

今までなんとなくキャラの設定とか世界観とか決めて大雑把にまとめて、それを基に書いてたんすけど、PCの執筆ソフトにキャラ、能力、展開などなど諸々の設定をしっかりとした形で書いたらかなり書きやすくなったように感じました。私は他の人がどういう風に書いているのか知りませんけど、設定も展開も一度ガチッと決めてしまうと書きやすくなるのかもしれませんね

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