ENJOY AND SLEEP!!!
この章はなるべく戦闘のないのんびりパートにしようと思っているんですけど、そうなると何を書けばいいって言うんだ!日常モノ書いてる人すごすぎる
「どうです、あたしのおうち?」
「仙人とは思えぬ俗世」
「ゲームなくして人生は語れませんよ」
臨海都市に居を構え、ゲームに埋もれる不死身の仙人が、そこにはいた。
遡ること、1時間前。
「まぁそんなこんなでオレの足は華奢な女の子の細足になっちゃったんだけどどうしてくれんのこれ?」
禍言は自分の足の接合面を指差しフミに詰め寄った。以前の異常に密度の高い筋肉で構成された足とは似ても似つかない、しかし一般的に見れば健康的な女の子の足だった。
「命の恩人になんですかその態度!それに言ったじゃないですか、1週間で元通りになるって」
その説明をしていた時、禍言は朦朧とした意識の中、『なんかよく分かんねぇけどもしかして足斬られた?』という程度しか認識していなかったため、ほとんど初耳だったのだが、そこはご愛嬌。
「1週間もこんなかわいらしい〜足でいられるかってんだ!こちとら人類最強に追われてんだぞ!」
「人類最強とはまた訳の分からないことを……そうだ!ならうちに泊まっていきませんか?仮にも仙人の居住地です、あたしの案内なしにはどんな人でもたどり着くことはできませんよ?」
「秘密基地ってコト!?テンション上がるぜぇ〜」
そして、アンドロイドのタウが操縦する飛行船に乗り、この高層ビルの立ち並ぶ臨海都市に降り立ったのだった。
以上、回想終わり。
「確かにこんだけ似たようなビルばっかだったらそうそう見つからねぇだろうけどよ」
この臨海都市は、"あえて"道も建物も、どこを見ても同じに見えるよう、とある企業が計画的に開発をした。おかげでここは"都会の迷い森"と呼ばれている。
「まぁそのせいで郵便屋さんは街の入り口までしか来ないんですけど。ともかく、ビルを全て破壊でもされない限りは安心ですよ」
「……ま、あいつ人類の守護者的な感じだしそんなこたぁしねぇか」
そう結論づけると、禍言は真っ白なフローリングに倒れ、泥のように眠ったのだった。
中国でそのうち大規模なオンラインゲームの規制が入るみたいですね。まぁゲームのやり過ぎで死人が出てる中国では避けられなかった問題だったので致し方なしってところではあります。ただ頭うどんな人たちが「中国を見習って我が国ニッポンにも同じ制度を導入すべきだ!」って騒がないといいですが。




