行き過ぎた科学
今回は中身を考えてたら更新が遅くなりました
「外部神経、接続。意識共有、開放。オートマトン、完成。これより"魔法使い"殲滅を開始します」
電磁マンは魔法使いのセリフを聞いた瞬間、目の色が変わった。物理的に、白く。そして全身のタイツも黄色から紫、紫から黒。そして、反転して白くなった。
「おや、これは増幅術式と反転術式、それに侵食術式の応用だね。"魔法使い"という単語に反応して作動するように仕組まれていたのかな」
「術式ってこたぁアンタの領分だろ。オレはそっちはサッパリなんだよ」
「たしかに君がこのヒーロー君を殺しても反転術式ですぐ復活するし、魔術を使えない君にはどうしょもないね。よし、代わってよ」
「どっちに?」
「虚言"ソラゴト"のほうに」
オイ虚言、お前の出番だってよ。
あら、私ですか。意外と早いですね。結局、暴れるだけしか脳のない君なんて誰も望んでないんですよ。
お前呼んでるのあの外典なんだけど。
うわ出たくない。
ほらほらほらみんな望んでるお前の出番だぜさっさと行ってこいこの野郎。
「なんで骨になってまで出てくるんですかあなた」
「いやー誰だって死にたくないじゃん?っと、危ない危ない」
「それで一体何の用なんです?」
おそらくこの白い変質者のことなんでしょうけど。先程からこの外典には雷撃が止みませんが私には攻撃来ませんし、放っといても良いんですが。
「ボク一人でも全然あしらえるんだけどさ、どうせ君なんの能力もないだろう?そんな君に魔法、はまだ早いけど魔術を教えてあげようと思ってね」
「何様のつもりですか」
確かに私は博士の兵器なしじゃ何もできませんが。
「というわけで!魔法使い先生のー!魔術講座ー!ぱちぱちぱちー!」
「早く」
「急かさないでよ。ではまずは魔術、魔法とは何か。そこから話していこう。魔術と魔法、それは神秘。己の中にあるエネルギーを詠唱とか陣とかを用いて人が本来持ちえない力を振るうことのできる神秘。それが魔術と魔法」
こんな話に興味はありませんが、私は攻撃されませんし、大人しく聞いておきますか。
「魔術と魔法の違いとは何か、それはこの世の法則に収まったものかそうでないか。まぁ簡単な話、物理法則に従っているかいないかってだけなんだけどさ。でも人間ってのは物理法則に縛られているから物理の外側である魔法は使うことができない。だから君には魔術を教えるんだ」
「でもあなたは魔法使いじゃないですか」
「そりゃボクはボクだからね」
意味が分かりません。でも骸骨になっても話したりできてますし、本当に人間ではないのかもしれませんね。
「それじゃあ魔術がどういうものか分かったところでさっそく使ってみよう!一般に魔術の行使には魔力と呼ばれるエネルギーを使う。これは実際には虚数空間のエネルギーなんだ」
「いや虚数とか言われても」
「その通り。でもボクがこの世界にとある魔法を使用したからそんなよく分からないものを扱えるようになってるはずだよ。君は特に」
「ってことはつまりあなたがその魔法を使っていなければ……」
魔術は存在していなかった、と。
「そんなことはいいから、ほら、この魔術陣使いなよ。あとは君が魔力、いややっぱ無冠元素と呼ばせて。それを流せば起動するから」
なんですか無冠元素って。
「とはいってもその無冠元素とやらが分からないんですが」
「え?なんで?」
「なんでと言われましても」
「いやだってあれやったじゃん。……まさかホントに分かんない?」
……黙って頷くことしかできませんね。
「え、でも、だって、んん〜、え?」
「そのエネルギー感知できるのは禍言と無言だけですよ」
「……つまり、あの二人は無冠元素を感知できるけど魔術が使えなくて、君は魔術を理論上は扱えても無冠元素を感知できない、ってか」
「えぇ、私たちはそういう星のもとに生まれたんですよ」
生まれたというかそうなった、と言ったほうが適当ですが今は置いておきましょう。
「じゃあいいや、ほい」
そんな軽い感じで外典は指を振ると、それまで元気に外典に攻撃していた電磁マンはその全身タイツは破裂させてぶっ倒れました。初めからそれをやればよかったのでは?
チェンソーマン10巻が出ましたけど戦闘描写すごすぎて???ってなってました。あれくらいの戦闘を文字でもできるようになりたいですね




