プロローグ
プロローグ、エピローグ、あとがきはタイトルを考えなくていいからラク
3人の少年と、一人の少女がいた。少年のうち一人は頭に野球帽をつばを後ろにして被っており、その少年が口を開いた。
「おかえりー!」
「……フン」
「無視すんなよー!」
「……ただいま」
「うんうん!おれたち家族だしな!仲良くしようぜ!」
「救いようのないバカね」
「なんだとー!」
「まったくだよ。兄である君がちゃんと面倒を見ないから弟がバカになったんだ、ちゃんとしろよな」
「俺に言われても困るぜ、文句は親に言ってくれよ」
「それもそうか。兄弟揃ってバカなのは親の責任だよな」
二人をバカにするメガネの少年と、バカにされていることに気付かない少年の会話に飽きてきたのか、野球帽の少年が発言した。
「それでさー、結局何しに行ってたのー?」
「別に、何でもいいでしょ」
「良くないだろー。家族に秘密はなしで行こーぜ!」
「家族云々は置いておいて、確かに秘密は良くないな。僕たちの計画に支障をきたすようであれば修正しないといけないんだ」
「修正って何やんだよ」
「色々だよ色々。君たちに説明したって分からないだろ」
「えんえーん!こいつ秘密は良くないって言ったそばから秘密にしてくるよー!」
「嘘つきは仲間にしておけないしここで殺しちまおうぜ」
「わわわ分かったよ説明するよするしますから殺すのだけはやめてくれ」
「それでいいんだよ。と、その前にそのメガネ貸してくれよ」
「なんでさ」
「だってメガネかけると頭良くなるだろ?」
「やっぱ駄目だこの兄弟……」
少女は少年たちがワイワイとしている間に自室へと入り、鍵を締め日課である日記を書き始めた。
『今日も楽しい一日だった。久しぶりに行った故郷には知らない人がいたけれど、面白い物をくれたし、家に帰ってきたら男子たちが暖かく出迎えてくれた。明日も明後日も、こんな楽しい日でありますように』




