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エンドレスエンド  作者: kaxali
発明革命/発命学名
12/88

RUN!RUN!RUN!

この章は改行もない長文が多発する章となっています。でも大半は話半分に適当に読み流しても問題ありません。ついでに、ここでの私はワタクシと読みます

 どうも皆さんこんにちは、私は現在、仕事をこなしております。その仕事というのは端的に言ってしまえば情報統制、つまり隠蔽工作です。この街で日夜行われる怪物との戦闘、これらは基本的に部外者、まぁここの市民以外の者ですね、その人たちに見られることはないのですが、ごくごく稀に、隣のと防壁付近での戦闘を覗き魔に見られたり、この街から"門"をくぐらずに抜け出そうとする輩が出てきます。なぜそれが駄目なのかって?この北往生市は地図に載っていません、つまり政府から正式に認められた市ではないのです。ここは昔から怪物の集まるパワースポットのような場所でして、ここを今のように防壁で囲んでいなければ魑魅魍魎は跳梁跋扈、日本は阿鼻叫喚の地獄の様になってしまいます。しかし政府という立場上、"オカルト的存在"の有無について言及することはできません。しかしいるのは事実、一般人にここにいるモノの存在が少しでも知られてしまうとあっという間に拡散され、悪ふざけで侵入する輩が現れることは自明の理。なので地図に載せることはできず、表向きは軍の演習場とされています。しかし軍の演習場のはずなのに怪物と戦う変なおじさんや口の悪い少年を目撃されてしまうとどうなるか、そんなことは考えなくても分かることです。なので私は日本政府から正式な、しかし秘密裏な依頼を受け、こうして近隣に住む一般人に微塵も情報を与えぬ様に、逃亡者を消したり、覗き魔を消したりしている訳です、もちろん消した事実も一緒に消して。


 しかし今日の仕事はちょうど終わったことですし、のんびり休暇としましょうか。時間はまだ昼前、休暇と言ってしまっても問題はないでしょう。さて、久しぶりすぎて休暇と言われても何をすればいいのか分かりませんね、いや、休暇なのだから何もしないのが一番いいのでしょうか。そうですね、ならば私は今日一日ぐっすり眠って次の仕事に備えーー


 ジリリリリリ!と甲高い音が私のポケットの中、つまり携帯電話から鳴り響きました。誰か電気系の能力者をアンテナ代わりに使ったのでしょうね、そんな貴重な能力者をアンテナ代わりに使うようなところと言えばあの人たち、ですか。嫌いなんですよね、汚い大人の汚らしい下心が見え見えな態度で接してくるので。しかしそれでも私の雇用主、無下にするわけにはいきませんか、出るとしましょう。

社畜って休日をぐっすり寝れる日と捉えていそうで怖いですよね。

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