修羅場?いいえ、カオスです
===マンション・崎谷至自室===
携帯を取り出し今度はこっちから蠍大将に電話をかける。
「あの・・・武器送ってもらったのはありがたいんですが、この異常にでかいカトラスは何ですか?」
「崎谷くんだったら使えると思うけど?」
そう言われてので空いてる手で片方を持ち上げようとするが、重すぎて持ち上がらない
「何このクソ重いカトラス軽く10キロ近く行ってるよね、普通のやつの10倍近くあるよね!」
「HAHAHAそりゃ君用にオーダーメイドで作ったから」
「オーダーメイドだったらもっと軽くしてくださいよ、重すぎてこんなんじゃあ振れないですよ俺がいつも使ってる日本刀だって軽くなるように作ってるんですから。」
「頑張れ少年君ならきっとできるさあ」
「本当に人ごとだと思いやがって・・・・・」
朝からイライラさせてくれるよ、悩みの種と敵は少ないほうが楽なのに・・・・
「一応切り札になる可能性大だから付属の鞘にはめて、携帯してくれるとこっちとしてはありがたいんだけどね」
「どうやってさ、片方約10キロって両方で約20キロでしょうが、重すぎて行動が重くなるわ」
「え~・・・鞘にはめて腰の後ろにぶら下げとけば昔の海賊っぽい感じでカッコよくない?」
「中二病か俺は!」
「朝からそんな大声出して興奮してるけどなにかいいことでもあったの?」
「誰のせいで朝からこんな状態になってると思ってるんですか」
なんでこうも連続でストレス溜まることが多いのか・・・不思議だ
「頑張ったんだよ~丈夫で加工がしやすい金属探し回って違う世界まで行ってきたんだから、
結局カトラスどうすりゃいいんだよ・・・・
「ねぇ、お兄ちゃんこれも仕事道具?」
「一方的に送りつけられただけだけど、仕事道具かな・・・・」
正直いって送られてきたがあまり嬉しくないカトラスをどうするか悩んでいると、大海から電話が来たので出てみる
「誰かさんのせいで昨日襲われたんですが、どうしてくれますかねぇ?」
「いいじゃん別に蠍から派遣された人が2人も来て助けてもらったらしいじゃん、俺も昨日は襲われらしめんどくさいのが二人も家に来てしんどいんだよ・・・」
「誰?親?そんなことはどうでもいいけど、どうしてくれんだよ」
「姉貴と妹だよ死んでないだけマシだろ、これから襲われう可能性あるだろうから大類あたりにでも頼んで、装備調達したら?」
「その二人は美人が?」
「なぜそこに食いつく、お前に教える義務など存在しないから回答を拒否する」
「いや、そこは重要だお前の命よりも重要だ」
「後ろがうるさいから切るな、朝からこれ以上イライラを貯めるのは体によくないからな」
「とは言われてももうお前んちの玄関の前にみんないるからな」
大急ぎで玄関の隠しカメラで確認すると。
大海・神里・長瀬・流井・大類・桐木
「本当に今回の件で巻き込んだやつ全員じゃねえかよ・・・・」
どうしよう・・・俺朝からストレスで胃袋に穴があくかも・・・・・胃袋より先に眉間に穴があくかもしれないけど・・・
「どうしたのよ、この世の終わりみたいな顔して」
「ダメだ詰んだわこれ、もう俺今日死ぬかもねハハハハハ」
「お姉ちゃんどうしよ、お兄ちゃん完全に壊れた」
「ストレスで精神崩壊したんでしょ、しばらく寝かせとけば治るんじゃない」
マジでどうしよ・・・あの馬鹿どもとこの二人を合わせたら確実に大海の心が壊れる。
もしかしたらSかXにぶち込まれるかもしれないし・・・その前に俺があっちにぶち込まれるかもしれないかもね。
「ってこのままじゃダメでしょうが。」
「あっ・・治った」
壊れる前に目の前に迫った問題を片付けるのが先だ
「ちょっと待ってろ今開けるからピッキングしようなんて思うな、あとがめんどくさい。」
大急ぎで玄関へ向かい鍵を開けドアを開く、案の定拳を握りこめかみに血管を浮き出させてた大海がいた。
「とりあえず一発殴らせろ」
「え?無理だけど」
ヤバイ目がマジだこうなったら
「あ!隣の女子大生の人の下着が風に飛ばされてる!」
「何!どこだ」
「スキあり、くたばれボケが」
鳩尾に全力右ストレートでK,O
「ぐ・・・崎谷てめぇ・・」
「一番厄介になりそうなのはできるだけ早めに対処しとかないとあとがめんどくさい」
とりあえず、両手両足を縛ってから、芋虫にして部屋の隅っこにおいておこう。
「とりあえずみんな中入る?狭いけど」
「「「「「お・・・おじゃまします・・」」」」」
今更だけどこの状況ヤバい、後方支援無し完全孤立物資無し絶体絶命
「あれ、誰その人たち?」
「今回の厄介事に巻き込まれた哀れなクラスメイトとその元凶とバカが一匹」
「誰のせいでこうなったと思ってんのよ」
「・・・・流井と蛇のせいでしょ」
「あくまでも自分のせいでは無いと?」
「んなこと言ったって上からの命令でやったことだし、結局私も処分されそうだし・・・・・」
「至って休みの日にクラスメイトの女の子を自分の部屋の中に入れたりするんだ・・・」
何このカオス俺一人でこの状況どうしたらいいのさ
「大丈夫さこんな状態なら僕は大歓迎だから」
「黙ってろ馬鹿俺が大歓迎じゃないだけど」
「楽しいじゃないかこんなに可愛い子がいっぱい居る状況って」
そういえばコイツって変態なんだっけ、丁寧な喋り方とルックスで間違って告った女子がその後変態だってことがわかって大泣きしてたっけ。
「この状況もそうだけど玄関近くにあったあの鍵のかかった部屋はなんだ?」
「主に武器の保管庫兼進化の部屋」
「よし見せろ」
「大類そんな目をキラキラさせて男に詰め寄るなキモイ」
そして、ずっと黙っている神里と桐木が怖い・・・・って、いない!
「おい、神里と桐木どこへ行った」
「そういえばどこへ行った?」
「居間に来るまではいたと思ったけど」
「なんかすっごい嫌な予感がする」
あの二人だったらどこへ行く・・・・・
「ダメだわからねえ、あの二人の考えてることが何一つわからねえ」
「とりあえず、この前崎谷くんが殺られかけたときに色々とあの二人で探索してたからそれの続きじゃないかな」
「あ~・・・だからみんな俺の部屋知ってたんだ。」
ということは、あの二人は一応専門では無いがプロだもしかしたら
寝室兼趣味の部屋の扉を全力で開けた。
「両手を頭の後ろに組んで床に伏せろ」
「ちっ、バレたか」
「何をやっている」
「・・・ガサ入れ」
人の部屋に来て何をやってんだよ
「この前も来た時にやったのか?」
「・・・・・前回来た時はやってない」
怪しい桐木の目は嘘を言ってるようには見えないが、神里の目は完全に動揺している。
「この前運んでくれたのは誰だ?」
「大類と長瀬よ、女の子に男子校生運べってほうが無理じゃない?」
怪しい桐木はないかもしれないが、神里は明らかになにかやったような反応をしてるし。
「まあいいか、とりあえず二人共俺の部屋から出ろそして俺の部屋にもう入るな。」
「何かやましいものでもあるのかしら?」
「桐木黙らないと貴様の秘密をバラす」
「・・・千里の秘密?」
「い・・・・な・・なんの事かしら、私にはさっぱりわからないのだけど。」
一瞬動揺はしたもののすぐに冷静になりやがったか、流石になれてんのか
そして全員集合させたところで現状分析
姉貴・優愛の崎谷姉妹勢力、下手したら一番厄介な敵になりかねない
大類・長瀬のなんかよくわからない勢力、敵になる可能性は現状低いある意味一番安心できる勢力
桐木・神里の仲良し勢力、何を考えてるか分からない現状最も危険な勢力と判断できる。
さあ、このカオスの中をどう生き抜く、無理だろうけど




