アンチスネーク作戦会議
目が覚めたら見覚えのある天井があった。
流石に昨日は殺されないで済んだらしい。
体を起こそうとすると全身に激痛が走った
「っつあ~、あの野郎殺さないじゃなくて殺せなかった状態じゃねえか」
激痛が走る体に鞭を打って学校へ行く準備をする。
ベットの横には昨日の戦利品があり、今すぐ部屋に飾りたい衝動を抑えて軽めの朝食を取った。
そして、蠍に連絡を入れる。
「もしもし、崎谷です。」
「お~崎谷君、ちょうどよかった蛇の事だね。」
「はい、何かあったんですが?」
「とりあえず、蛇が相手となると少し厄介だからこっちでも動いてるから、最低限死なないように武装強化と単独行動を控えてくれるとありがたいって伝えようかと思ってね。」
「ありがとうございます。じゃあ、自分からみんなに伝えておきます。」
電話を切ろうと耳から離した瞬間に向こうから「よっしゃあー、これで蛇を堂々と攻撃できるぞ。」と、叫ぶような声が聞こえた。
「・・・本当に仲が悪いんだな。」
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学校に着くと今回の事件の被害者メンバーが会議的な物をしていた。
「どうした、朝から葬式みたいな雰囲気出して。」
「誰のせいだ誰の」
「ごめんごめん」
「で、連絡はついたのか?」
「ドスの聞いた声で質問するなよ怖いから・・・」
土曜から大海は以上に機嫌が悪い
「向こうも蛇が相手だから全力で潰そうと動いているらしいから、こっちは武装強化と単独行動を控えてくれって。」
「でも、僕たちがいくら武装強化や集団行動をとったとしても、向こうもプロの部隊だから簡単に太刀打ちできるとは思えないんだけど・・・・」
長瀬の質問はもっともだ、確かに戦力がこちら以上でどれほどかわからない相手はやりにくすぎる。
「流井蛇の部隊戦力ってどんなもん?」
「え!?ああ、う~ん、・・・ごめん、分からない」
「なんでわからないんだよ。お前は・・・・」
「仕方ないじゃん切り捨てできる部隊と、あんまり切り捨てたくない部隊は完全に扱いが違うんだから。」
「お前は切り捨て可能な部隊だったって訳か。」
「・・・・うん」
このタイミングで本当にダメなやつだなこいつは。
「でも、そうなるとどうするんだ。俺がいくらいい装備を集めたとしても向こうは個人の戦力じゃなくて数の戦力で攻めてくるとなると、かなり二人一組で戦ったとしてもきついし・・・」
「こっちが疲弊した時に、使い捨て部隊から本部隊が攻めてきたら終わりだし・・・」
全員の表情に一気に陰りが見えてきたが、
「いくらなんでも俺たちだけに蠍もやらせる気はないだろ、絶対何かしろ手を打ってるだろうし、応援部隊くらいは最低限出してくれると思うぜ。」
「崎谷は作戦とか何か聞いてないのか?」
「いや、何にも聞いてない。」
全員がものすごく怖い目でにらんできた。
「だってしたないじゃん、朝は寝ぼけてるから質問だって満足にできるようじゃ状態の頭じゃないんだよ。」
「なんだよまた死にたいのか?」
「やめなさい、学校で人傷沙汰を起こさない。」
「大丈夫だよ、今日はしっかり日本刀持ってきてるから簡単にはやられねえよ。」
「お前もお前で火に油を注いでんじゃねえよ。」
会議をやっている内に時間がきてチャイムが鳴ったので、全員自分の席に戻っていった。
でも、メインの狙いは俺か流井のどっちかだよな。
ほかのメンバーもやられる可能性はゼロじゃないが、ほぼ確実に俺と流井を仕留めるための作戦で向こうは来るだろう。
そうなれば、人質としてみんなが捕まってと来そうだけど、蠍がどこまでこっちの事を考えて作戦を立ててくれるかで俺としての動きはだいぶ変わってくるからな。
よし、今日一日は授業をまともに受けないで対蛇戦の作戦を練ろう。




