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番外編・完全オフの一日・4話

 流井の勝手な行動のせいで、大海辺りが俺の愚痴を言い始めたところで登場というサプライズの効果がかなり薄れてしまったと思う。

 俺はため息をつきながらドリンクバーでとってきたメロンソーダを一口飲んだ。

 「でもさあ、崎谷って意外と情報を集めてるみたいだから対策自体はもう考えてあるんじゃないか?」

 「だとしたら息抜きのために遊びに誘ったって考えれば筋は通るけどなあ・・・・」

 向こうでは俺がすでに対策は作ってある体で話が進められているが、この件に関しては俺はいまだに対策どころかどうしたらいいかすら考えていないので、少し罪悪感を感じてしまう。

 「まあどうせ、仲の良い(スコーピオンズ)のジョーカーさんに手伝ってもらうんだろ。下手にあいつが蛇のリーダーと戦ったら確実に殺されるだろうし。」

 「え!?、蛇のリーダーってそこまで強いの?」

 「当たり前でしょうが、崎谷より弱かったら蛇の称号は貰えないよ。」

 あ~・・・・ダメだこりゃ俺詰んだわ、本格的に蠍に協力を依頼しないと本気で俺殺される。

 「まあ、崎谷だったら私の一個か二個上くらいだから捨て駒じゃなくて、本気部隊の人達よりも弱いと思うよ。」

 「なあ、長瀬俺達ってなんで崎谷なんかに関わったんだろうな。」

 「大海君死ぬこともう確定なの?」

 「当たり前だろうが、なんだよ崎谷より強いってあれより強かったら俺達敵うわけないねえじゃん。」

 こっちから見てもわかるくらいに大海が絶望しているが、実際なんで俺が狙われているのかもわからないし流井を助けるなんて言ったこと自体が間違いなんじゃないかと思うし・・・、俺どこで間違えたんだ。

 「ねえ、あっちの席でも大海と同じくらいダークなオーラ出してる人がいるけど世の中ってそんなに理不尽に辛いことがあるの?」

 「え!?、ああ、あっちの席に座ってるのってふぐっ」

 「ちょっと流井さんついてきて頂戴」

 流井が俺がいることをばらそうとしたら桐木に連行された。

 グッジョブ桐木声に出さないで思っていたら、残りのメンバーがこちらを見てきたので迂闊に顔をあげられない。

 長瀬は目がいいからな、横顔でも一発で見抜かれるだろう。

 pppp pppp

 携帯なったので出てみると

 「崎谷、たのしい?」

 神里からかかってきたようですでにばれていた。

 「いや・・・、胃に穴が開くくらいつらい気持ち。」

 「・・・そう、こっち来たら?」

 「・・・・・うん、そうする・・」

 隠れていた意味とかいろいろとあるけど、ドッキリができなかったのが悔しかった。

 「で・・・、いつから気づいてた?」

 「・・・・・・初めから」

 意外な事に答えたのは神里だった。

 「なんでばれたの」

 「・・・なんとなく崎谷がどこかにいるって感じた」

 神里レーダーの正確さは侮れない物だった。

 「で、崎谷流井と遊びに来てるってことは何かしろ対策はしたんだよな。」

 異常なまでに怖い笑顔で大海が聞いてきた。

 「その件なんだけどさあ、俺一人じゃあ本当に無理だから蠍の人に聞いてみるよ。」

 「聞いてみるってことはまだ対策はできてないってことだよな」

 大類と大海が俺の両肩をしっかりと掴んできた。

 「ハハハ二人とも何するんだよ痛いだろ。」

 あくまでもいつも通りにしているが、これから起こるであろう最悪の結果を考えてしまい背中の冷や汗が止まらない。

 「崎谷遺言は?」

 「とりあえず・・・あっちの席にある戦利品を家届けてもらえるとありがたい」

 「そうか、その位だったら聞いてやる。苦痛と共に逝け。」

 こいつら公共の場なのに容赦がないよなぁとか冷静に考えながら俺の意識はブラックアウトした。

すいません。夏休み中はどうも定期的に家をあけることが多くなってしまうので

更新が速くできません。

 あと、次回からは本編に戻したいと思います

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