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番外編・完全オフの一日・2話

 いまだに流井の質問攻め(じんもん)は、続いていた。

 質問の内容はほとんどが

 そんなものにはまる理由だとか、恥ずかしくないのかだとかと、正直ここが学園内で流井が男だったら迷わず殴りかかっていた。

 隣では桐木が俺に目撃された時以上に顔を真っ赤にしてうつむいて何かブツブツ言ってるが、本能的な恐怖を感じたため、敢えて聞こえないようにする。

 「桐木は最低限顔を隠してたからいいけど、なんで崎谷お前は顔を隠さないで堂々とフィギアをクレーンゲームで狙えるんだ?」

 「え!?・・・なんでって、・・・・恥と思わなければいけないほど俺は変な趣味を持ってたのか?」

 「え!?自覚無いの?」

 「逆に恥ずかしい趣味だったんだ・・・、そこら辺どう思う桐木」

 「え!!、い・・いきなり私に振るな。」

 俺がおかしいのか?二人ともいろいろな反応をしてるのに対して、平然といられるのは。

 「で、色々と言いたいことはあるけど、今日は暇つぶしをメインで崎谷を呼んだんだけど、ちょうどいいから桐木、お前も今回の事を黙っていてほしければ暇つぶしに付き合え。」

 流井の突然の誘いと脅迫?に、桐木は未だにしばらく考えたような動作をして未だに赤い顔を立てに振った。

 「よし決まりだな。」と、流井は上機嫌だが桐木はなぜか静かに涙を流していた。

 そして俺がきになった事を小声で聞くと

 「桐木、泣くのはいいがあの大量の戦利品(フィギュア)どうするんだ?」

 俺が追い打ちをかけてしまったようで、桐木の涙の量がさっきの1.5倍くらいになった。

 「あれ・・桐木がさっきより泣いてるけど、なんかあったの?」

 罪悪感を少し感じたが、流井に見つかった桐木が悪いと割り切り

 「さあね、なんか悲しいことでもあったんじゃない?」

 と、返しておいた。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 泣き疲れたのか、桐木が今度は顔ではなく目を真っ赤にさせて、荷物を運ぶのを頼んできたので、3人で桐木の住んでいるマンションに向かうことになった。

 俺の家からもまあまあ近い距離にあったゲーセンから、電車に乗り2つ駅を行ったところで降り徒歩で15分の普通のマンションの入り口で荷物を全て桐木が回収して入っていった。

 しばらくして未だにテンションの低い桐木が出てきた。

 そして桐木とは真逆のテンションの流井が、先頭になり鼻歌を歌いながらさっき来た道を戻っているので、駅に一回戻りどこかへ向かうようだ。

 「お前も厄介なのに捕まったな」

 「同情するならあいつから今日の記憶をけして」

 本気の顔で言ってきたので少し笑ってから

 「それをやったら、色々と面倒なことになるからな。あと、流井ってあんな性格だったんだな。」

 「・・・そうみたい、本当にめんどくさいのに捕まったよ・・。」

 俺も桐木もうなだれていると5メートル位先にいる流井が、こちらを向き腹が立つぐらい満面の笑みで手を振っている。

 「「あ~・・・あいつマジでぶっ殺してえ。」」

 思わずハモってしまった。

 「誰かこの輪の中に強制的に巻き込んで地獄を見せてやりてえ。」

 「よし任せろ。作戦メンバー全員巻き込んでやる。」

 「「俺(私)が、誰かを巻き込まないで地獄を見るとは思うなよ」」

 ここに今地獄を他人に見せるための最悪の同盟が結成された。

再びすいません

また今回も私用(がっしゅく)が、あったために投稿が遅れてしまいました。


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