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52.食事事情
ある日のストレッチ中。
あやめはふと思った。
「……」
「そういえば」
「皆さん」
「一人暮らしですよね」
開脚しながら聞いてみる。
「食事って」
「どうしてるんですか?」
あずささんが答える。
「私はね」
「昼は外食」
「夜はお弁当かな」
りんさんも言う。
「私も似た感じ」
「昼は外食か学食」
「夜はお弁当かお惣菜」
その横で。
すずさん。
開脚しながら言う。
「私は」
「お弁当か」
「パンかじる」
ゆいさんも言う。
「昼は学食」
「朝と夜はコンビニで買うかな」
「そうなんだ」
あやめは少し考える。
そして。
「しずくさんは?」
ゆいさんが言う。
「しずくさんは」
「たぶん自炊じゃないかな」
「そっかー」
あやめは小さく頷いた。
そして。
思いつく。
「……」
「じゃあ」
「しずくさんとは」
「料理対決にしようかな」
すずさんが笑う。
「スポーツ苦手そうだもんね」
あやめは真剣に頷く。
「はい」
「なので」
「もっと料理を練習してから」
「メニュー考えようと思います」
ゆいさんが言う。
「あやめちゃん」
「本気だね」
あやめは腕を組む。
「当然です」
「魔王戦ですから」
そして。
再び。
ストレッチ。
ぐーっ。
開脚。
フェアリーハイツでは。
今日も。
柔軟と作戦会議が続いていた。




