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          3 冒険者 

 マリエールは冒険者登録した。薬草採集とゴブリン討伐の依頼を受けた。解析鑑定の魔法があるので薬草採集は容易い。

             3  冒険者


 その週の土曜日に冒険者ギルドに向かった。厳つい男達の中に10歳の少女が混じるのは似つかわしくない。幾ら制度上10歳から冒険者になれると言っても10歳の少女に魔獣討伐は無理だ。薬草買い上げの救済措置だ。だから厳つい男達もマリエールに特に何も言わない。冒険者になる目的が自分達とこの少女では違う。薬草採集を繰り返してもCランク冒険者にはなれない。同じようにCランク冒険者は薬草採集はしない。しかしマリエールは薬草採集もするし魔獣討伐もするつもりだ。マリエールは受付に行って、

「冒険者登録お願いします。」

と言って登録した。ウイークエンド冒険者だ。あまり数は稼げない。薬の材料の収集が目的だ。薬草と魔獣の収集の依頼を受けた。マリエールには解析鑑定の魔法がある。薬草を探すのに役立つ。しかも複製魔法のあるマリエールには薬草採集は容易だ。

 問題は魔獣討伐だ。経験がない。攻撃魔法を放った事がない。今回はゴブリンの討伐の依頼を受けた。他の薬草や魔獣を取っても報酬や功績は下がるがカウントされる。

 マリエールは依頼を受けた薬草採集に向かった。解析鑑定があるし複製があるので簡単に手に入った提出する分よりも多く入手したし他の薬草も同様だ。薬剤としては持っている物が多いが、薬草自身は始めてだ。

 次は魔獣だ。エアシールドを纏いウィンドウカッターを放つ。攻防の基本だ。ゴブリンを見かけ魔法を放った。3匹いたが1匹狩ったら他の2匹は逃げた。問題ない。複製魔法があるのだ。ホーンラビットやコボルト、オークやベアーなどを狩った。オークやベアーを狩る時は緊張した。自分の魔法が通じるのか判らなかった。事実ベアーは一回の魔法では効かなかった。数回魔法を放ってようやく仕留めた。当然ベアーからの攻撃がある。とても逃げられるものではないのでエアシードを信じるしかない。幸いベアーの殴打や噛みつきにエアシールドは有効であった。ベアーを収納する事が出来た。夕方依頼を受けた分だけ受付に提出した。魔石のない魔獣の討伐証明は大抵耳だ。ゴブリンの耳5組と薬草を出した。受付嬢は、

「依頼達成ね。あなたのような少女にゴブリン討伐は難しいと思ったけど、もしかして魔法が使えるの? 」

魔法が使える者は100人に1人くらいでそのほとんどが貴族だ。

「エアシールドとウィンドウカッターくらいだけですけど。それもようやく倒せたくらいです。」

受付嬢は感心して聞いていた。日曜日も同様に狩りをした。

 翌日からも取り置いた物の朝依頼を受けて夕方納めた。受付嬢は、

「オークやベアーを一人で倒すなんてCランク冒険者でもないと難しいわ。あなたの魔法並みじゃないわね。」

そんな事はない。高々ウィンドウカッターとエアシールドだ。並みの魔法だ。

「そこそこですかね。」

マリエールはもう少し強力な魔法を覚えないと、複製魔法で出した物ばかり冒険者ギルドに提出する事になると気に病んだ。新たな魔法の習得を目指した。

 マリエールはウィンドウカッターとエアシードで魔獣討伐をした。ベアーは一度のウィンドウカッターでは倒せない。反撃にあった。

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