第003号報告書:「事案72:有影主『御蔵主』含む特神三課職員の喪失」
第003号報告書 事案72:有影主『御蔵主』含む特神三課の喪失におけるその詳細
2084年3月10日
担当 神津類
概要
事案72は豊島区住宅街における無影主の処置の一環で生じた早急に対処すべき事案です。現段階ではマスメディアに対する情報の規制が実行されており、追加の特神三課の突入に関しては現在検討中です。
2084年3月4日に豊島区住宅街の都市型スーパーに顕現した豊穣の神を自称する無影主は店内の客を自らに捧げられた贄であると称して殺害。信仰係数が一定に達した無影主はスーパー全域を神域とし、境界膜が形成されました。
無影主から逃れた店員により事態が発覚し、特神一課および近隣警察署の警察官が現場へ急行。初期調査及び生存者救出・捜索に動きましたが突入から4分36秒後には突入した全職員の生存信号が途絶。特神三課が招集され、半径1.5㎞に規制が展開されました。
対応にあたった特神三課所属の濵名巳弦と有影主の御蔵主は、特神課の強化カーボン製の突入装備とmcc散弾銃一丁、G24拳銃一丁で武装し、神域に侵入しました。
しかし上記の二名が神域に立ち入った瞬間から内部の生存信号を受信できなくなり、境界膜は閉ざされ、二名は完全に孤立。現場周辺の高次元化の処置も内部へ干渉を可能にすることが出来ませんでした。
二名の孤立から1日が経過すると特神課は濵名巳弦の死亡を宣言し、有影主の御蔵主のロストを宣言。また一つの神域に2柱が長期間滞在するという神域融合の危険性から規制を2.5㎞まで拡大しました。
一部動画プラットフォームでは当事案に関する投稿が見受けられ、特神課の情報対策部が削除にあたっています。
事案72に関する問い合わせは国民安全省国内治安維持部特神課代表の杉原昌平までお願いします。
当報告書は頻繁に修正が加わることに留意してください。




