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アルテンブルク貴婦人礼法書
第三巻「装束と身嗜み」より抜粋
高貴なる婦人は、たとえ屋内であろうとも、みだりに素手を晒してはならない。
手袋は単なる装飾品にあらず。慎みと貞淑の証であり、これを正しく身につけることは、良家の婦人に求められる最も基本的な礼節のひとつである。
ただし、食事、身支度、その他必要と認められる場合については、この限りではない。
また、配偶者及び正式な婚約者の前で手袋を外すことは、必ずしも無作法には当たらない。
なお、手袋を外したという事実のみをもって、婦人の親愛あるいは婚姻の意思を推し量ってはならない。
かかる誤解に起因する紛争については、過去の判例を参照されたい。




