表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強冒険者の旅に、終わりなき___  作者: 霧島 零夜
第一章 魔法学校
20/30

第20話 落とし合い

最近から投稿が減ってしまい申し訳ありません。

受験や卒業式などでバタバタな毎日が続いていました。

再発防止措置として、ストックをいくつか保持するように改善してまいります。

ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

これからも何卒よろしくお願いいたします。 by霧島 零夜

落星(フォールン)アジト〜


???「シャウザー、俺は3つの星を掴まえろっと言った。何で2人しかいないんだ?」


薄暗く、不気味な雰囲気に包まれた部屋の中で、恐ろしい低音ボイスが響いた。


シャウザー「申し訳ありません!で、ですが、あいつは...」


一筋の光、金属に反射した光がシャウザーの目に届く。

次の瞬間ーー


   コトッ、


床に転がったのは、シャウザーの首だったものだった。


???「落ちぶれたな、『影将(シャドウナイト)』。」


   バタン!


部屋の扉が閉まり、真夜中の外よりもさらに深い闇に包まれた。

星を狩るのもまた星である。


〜宿〜


クレナイ「早く場所を教えろ!」


ラリス「取り乱すな、焦りはお主の最大の弱点じゃ。」


俺は普段冷静である。それ故に、一度焦るとペースがドミノのように崩れて止まらない。


ラリス「奴らのアジトに向かう。場所は先ほど見つけておいた。」


クレナイ「じゃあもっと急げよ!」


ラリス「お主、飛べるか?」


クレナイ「はぁ?」


ラリス「奴らのアジトはちと遠い。ここにタクシーを呼んでも、時間がかかるのじゃ。」


俺は〔創造神(クリエイター)〕を発動。

電子版を操作する。

彗星翼(ペガサス)

 能 力:魔力を事前に込め、自身に翼を生やす。

     込めた魔力量に応じて以下の性能が上昇する。

     使用時間、飛行性能、翼の耐久力


俺は早速【彗星翼(ペガサス)】を使い、背中に立派な青みがかった白い翼を生やす。


ラリス「さぁ、出発じゃ!」


ラリスの音付きのある声と同時に、俺は羽ばたき飛び上がる。


ラリスは、自身が乗れる程度の大きさの岩に乗って浮遊する。


ラリスの方が飛行に慣れている。

だがーー


ラリス「追いつけるな、さすが我弟子じゃ...」


ラリスが呟いていたが、俺は飛行に集中していて聞いていなかった。


落星(フォールン)アジト〜


ラリス「ついたぞ。」


俺らが泊まった宿の5倍の大きさはある、豪邸に到着した。しかも、入り口の真ん前に。


警備員「侵入者か?ここに何のようだ。」


クレナイ「落星(フォールン)を落としに来た。それ以外ないだろう?」


ふと思うと、横にあったラリスの気配が消えていた。


警備員「ピュゥゥゥ!!」


警備員が口笛を吹いた。

俺は相手の増援を警戒する。

しかし、頭の奥で何かが弾ける。


耳の奥に響く音が消え、俺はさりげなく耳に触れる。


完全に静まり返った夜空に、俺はバランスを崩しその場で倒れた。


ーー音が聞こえない!?


警備員「...........」


微かに聞こえた声は聞き取れない。

立ちあがろうとしても、バランスを保てず転んでしまう。


警備員は、背中に装備していた槍を使い、倒れ込む俺を刺す。


警備員「...!?」


   ドカン!!


槍が地面に刺さったと同時、警備員が声を出す間もないその一瞬。


アジト横の木の幹に頭からめり込む。


クレナイ「死んだか...」


警備員がめり込んでいる木は真っ赤に染まり、周囲の地面にも血が染み込む。


俺がやったのは、【彗星翼(ペガサス)】の応用だ。

破られた鼓膜を治した後、出しっぱにしていた翼をさらに大きく広げる。

そして、音のように素早く翼で叩き、警備員を吹き飛ばしたのだ。


地面に突き刺さった槍を回収し、俺はアジトへと乗り込んだ。


落星(フォールン)アジト F1〜


中に入ると広いエントランスがあった。

エントランスの中央の床には液晶が付いていた。


   ...ザザザザザザ.....


液晶の電源がつく。


???「ようこそクレナイ。アンゼルは...そうか、殺したのか。」


映像越しなので実際には分からないが、こいつもかなりやれる奴だな。THE強さみたいなものが伝わってくる。


クレナイ「お前が落星(フォールン)のリーダーか?」


???「そんなところだ。」


即答。これだけで情報が絞れた。

このアジトは山の奥深くに位置する。

通信環境はさほど良くないであろうことから、奴はこのアジト内にいる可能性が高い。


???「厳密に言えばリーダーではなく、落星(フォールン)第1部隊隊長『神王皇帝(キングダム)』こと、“ヴァギャスト”。」


もし本当にこいつがヴァギャストなら、


ーー負け濃厚。

真っ向から挑めば勝率は3割。


ヴァギャスト「お前の仲間たちは俺が預かっている。2時間やる。2時間でここまで辿り着かなかったら、どうなるかな?ハハハハハ...」


   バリン!!


クレナイ「【龍鱗・適(ガード)】」


???「あぁ?片手で防げるほどやわじゃねぇぞ!」


龍鱗・適(ガード)】は〔幻創龍(アストラ)〕を発動せずに使える【龍鱗(シールド)】。片方の腕に龍の鱗を発生させ、その硬度で身を守る魔法だ。


俺の足元の床には亀裂が、


   ドン!


???「避けた?ビビってんのかぁ?」


天井をぶち抜き、俺の真上から降ってきた男。

濃い黒色の分厚めなコートを羽織っていて、ファスナーは開けっぱなし。10種ほどのアクセサリーを身につけた、金髪にチャラ男だ。


武器は一切装備しておらず、拳に魔力を込めて魔法すら使わずに、こっちの防御を崩してきた。


それもそのはず、ここは敵のアジト。

一筋縄では行かせないような刺客ばかりだろう。


???「落星(フォールン)第1部隊大将『神王拳(ゴットクラッシャー)』ラグズ、俺がこの星を落としてやるぜぇ!」


クレナイ「いいや、落ちるのは...お前だ。」


アジト内に2人がいるなら、派手な魔法は使えない。

対して相手は使ってきてもおかしくはない。

どちらにせよ、最小限の力で戦わなければーー


ヴァギャストには勝てない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ