表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/13

街の皆んなとの別れ


チベットも一緒に街に行きたいと言うので、2人して外に出る。孤児院は街から外れにあるので、少し歩くが良い散歩になって楽しい。


チベットと話しながら歩いていたら、街の広場についた。ルーク達が噴水の前で遊んでる姿が見える。


「おーい!チベット!シーナ!お前達も遊びに来たのか!こっちこっちーーー!」

ルークは今日も元気だ、元気すぎるくらいに。


「ちょっとルーク!恥ずかしいから大きな声で叫ばないでちょうだい!」

チベットは髪の毛と同じ色になるくらい、頬を真っ赤にして怒っている。私も同じ気持ちなので、ジトっとした目でルークを見つめた。


「いやーー、ごめんごめん。2人を街で久しぶりに見かけたから嬉しくなってさ!悪かったよ。」

チベットはまだ怒ってそうだが、今日はあまり時間が無いので話を進める。


「実は、今日で最後なの。明日この街を出て、シスター見習いとして教会に行く事になったの。せっかくルークや、街の皆んなと仲良くなれたのに寂しいわ。」

「そうだったのか…寂しくなるな。」

皆んな寂しそうな様子だ。


「でも大丈夫よ。見習いだから正式なシスターと違って休みの日には自由に出かけて良いの。だから、はじめは中々休みは取れないかもしれないけれど、遊びにくるわ!」

そう告げると、ルークは嬉しそうに顔を上げた。


「ちょっと待ってろ。」

ルークは一言告げて何処かに走って行った。何か急ぎの用事でもあったのだろうか。

少し皆んなで話しながら待っていると、ルークが手に花を持ってやってきた。


「これ、家で母ちゃんが育てている花。シーナがいなくなる事話したら、花を摘んでもいいって言うから持ってきた。んっ。」


そう言って私に白い小花をくれた。

「いい匂い…。ルークありがとう!」

へへっとルークは鼻の下をこすると、顔をにやけた。

チベットがやるじゃないって、ルークの腰をつつく。


街のみんなも、そのあとは家から、宝物の石や、大切にしていたリボンなどを持ってきてくれて私にくれた。皆んなの気持ちが嬉しかった。

そのあとは少し話したが、夕方の鐘が鳴ったのでお別れを言い孤児院に戻る事に。


皆んな最後まで手を振ってくれていて、

また絶対会いにくると心に誓う。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ